妊活と婚活が似ている理由

 私ごとではありますが、去年から本格的に妊活に取り組み、さまざまな検査やチャレンジをした末、総額250万円ほどかけて妊娠。今まさに出産を控えています。  私の妊活は「本気」と書いてガチでした。絶対ほしい。高齢出産となる35歳になるまでにつくらないと本当に妊娠しにくくて、苦しむのではないか……そんな焦りも若干ありましたが、明確に子供がほしいと思ったからこそ、痛みや苦しみ、不安に打ち勝てたと考えています。  そして、私は婚活に取り組む方にも「不安に負けず、粘り強く続けてほしい」と伝えるようにしています。

必死に婚活することは恥ずかしい?

 しかし、残念ながら、男性でここまで明確に結婚願望を強く持ち、婚活している人は多くありません。  特に恋愛経験をある程度している人は、なぜか婚活をしているということを認めたがらず、むしろ本気で婚活していると思われたくないと考えているようです。  私からすると、水面に出てる部分は優雅に見えるけど、水中では足を必死に動かして泳いでる白鳥のようで、なぜ素直に「結婚したいんだ」と真っ直ぐ自分の願望と向き合えないんだろうかと結婚適齢期の独身男性のことを不思議に思うことがあります。

本気じゃない婚活は時間のムダでしかない

 40歳過ぎた男性で「いい人がいれば……」と言っている男性に対して、結婚を前向きに考える女性はお付き合いをしようと思いません。  なぜなら女性の多くは、特に30代を過ぎると、明確に早い段階で結婚を決意してくれそうな相手を望んでいるからです。  付き合ってから結婚につながる可能性がないかもしれない人に時間を割こうなんて、結婚したい女性からしたらありえない考え。  そのため、結果的に結婚が現実的ではない方と親しくなり、結婚につながらずに付き合ったり別れたりを繰り返す時間が増えていきます。

40歳にもなって「いい人がいれば結婚したい」

 1年前、私の元で婚活をしていたカズシゲさん(40歳・仮名)はCAと結婚したい大手航空会社勤務の男性でした。  私と出会ったのはカズシゲさんが37歳の頃。当時はたまにパーティに参加してくれたり、ご自身で合コンをしていたりする方でした。  ご相談に来ることはなかったですが、セミナーなどは来てくれることがあり、そのときにカズシゲさんのお話を聞いていました。  カズシゲさんの口癖は「いい人がいれば結婚したいなーと思ってますが、そんなに焦ってないし、本気で婚活してない」でした。

 

中途半端な姿勢は女性に見透かされる

 私は「へー。じゃぁカズシゲさん、基本的に付き合う人は遊びなんですね!」と聞くと「いや、結婚したいと思うくらい好きな人としか付き合わないですよ!」と答えるのです。  結婚したいと思うくらい好きになる人としか付き合わないなら、それは結婚前提にきちんと考えてる出会いのはず。  この中途半端にカッコつける姿勢こそ、相手がカズシゲさんを本気で生涯の相手と捉えてくれない大きな原因だなと感じました。

結婚は「究極の人間関係作り」

 結婚とは、あくまでも制度であって、私は究極の人間関係作りだと思っています。  結婚という制度を使わなくても、人としてつながっている人はたくさんいます。他人のなかで唯一、どんな自分も愛してくれる異性こそ旦那さんや奥さんだと私は考えています。  40歳になる歳に、カズシゲさんは私の結婚相談所を利用する決意をしました。しかし、私と出会って3年、現状は一向に変わらず、同じセリフを吐き続けるカズシゲさんがいました。  私は3年前のセミナーを受けてくれたカズシゲさんのアンケートを見せて、「カズシゲさんって3年前から同じこと言ってますよね」と伝えました。

独身女性が求めるのは本気で結婚を考える男

「騙されたと思って半年本気で向き合ってみたらどうですか? 『本気で婚活してない』とか『いい人がいればっ』って言っている姿、私から見ると一生懸命カッコつけてるようにしか見えなくて、おそらく女性はそういう姿勢を見抜いてますよ……。現に昔より彼女とかできにくいんじゃないですか?」とお伝えしました。  彼は「早織さんに騙されたと思って半年だけやります」とひとつ殻を破り、そしてCAさんではないものの、看護師のとても綺麗な方と1年かからず、ご成婚しました。  独身女性が求めるのは本気で結婚を考えてくれる男性です。自分と向き合えず現実から目を背けている40代の男性ではありません。  40代は、そこそこもうおじさんです。そろそろ目を覚まして現実を受け入れる覚悟をしてみてはどうでしょうか?