独身イケオジは幻想で、中身は厄介な「中年坊や」かも
こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で恋愛・婚活アドバイザーの植草美幸です。
有吉弘行さんと夏目三久さんが4月1日に電撃結婚された報道がありました。お二人の年齢は、有吉さんが46歳、夏目さんが36歳の10歳差。第一線で活躍する大人カップルのゴールインには新しい結婚観を感じます。
男性芸能人は40代~50代でもwith世代の女性と結婚するケースをよく見かけますよね。貧乏なオジサンでは誰も相手にしませんが、第一線で活躍してお金もあったりすると、活力があって若々しいので年齢を感じさせません。
でも、45歳以上で仕事ではそれなりの地位だけれど、プライベートでは気ままなひとり暮らしで、いくつになっても中身が幼く、精神年齢が止まったままという方も。精神的にも大人な「独身イケオジ」はかなりレアケースで、中身は厄介な「中年坊や」に仕上がっているケースが多々あるのです。
結婚相談所にも「中年坊や」はいて、45歳の通称“ベンチシートおじさん”は、資産家の家に生まれ、社会に出たことがない、まさに中年坊や。よくしゃべって明るく、性格はいいのですが、20歳くらいで精神年齢が止まっていて会話に中身がありません。それなのに、本人はエリート女性に憧れていて、最も相性の悪そうな女医、外資系企業勤めの女性など、ハイスペ女子ばかりにお見合いを申し込みます。女性側も自分以上に稼ぐ男性を望む人は少なくないのでマッチング自体はするのですが……、あえなく惨敗。
なぜなら、彼のデートはいつも同じで、夜景の見えるベンチシートカップル席を予約。そこで膝をくっつけてデレデレ~っとするのが定番なので、キモイ! と振られてしまうのです。ろくにデートをしたことがないのでエスコートもワンパターン。ハイスペ女子にはその気遣いのなさや話題の狭さがすぐにばれてしまうのです。性格は素直なので、いろいろな婚活マニュアルを勉強しているのですが、望みを変えるつもりはないようでライフワークのようにおっとり婚活を続けています。
中年坊やだったけれど、アラサー女子のコミュ力で上手くいったケースもあります。
CASE
女性34歳・会社員 ♡ 男性48歳・会社役員
こちらの男性は、毎回「上司と話しているみたいでうんざり」と振られてしまうパターンが続いていました。若いころから転勤と残業で猛烈に働いてきたこともあり、年収は1600万円。これまで結婚に縁がなく、管理職になって仕事が一段落したということで、結婚をしてマンションでも買って落ち着きたいと婚活を始めたのですが、ずっと部下しか周りにいないのでプライベートでもとにかく横柄。
例えば、会話も「次のデートはいつ? 土曜日は?」と矢継ぎ早に質問し、女性が「え~っと土曜は……」と言いかけると、さえぎって「じゃダメだね、次。もういいよ!」と会話を叩き切ってしまいます。ほとんどの相手女性は委縮して、こんな人とやっていけないとなるわけです。
一方、今回の女性は年収1000万円以上のお相手をご希望で、50代の男性ともお見合いをしていました。20代の頃に離婚歴があって、コミュニケーション能力が高い女性です。そこで、私は彼の過去の失敗事例を彼女に話してみることにしました。そして、一緒に攻略方法を練ったのです。
まずは横柄な態度だということを気づかせることから
攻略方法といっても、彼女が家庭教師のようにひとつひとつ指摘するという単純なもの。「あっ、今の言い方コワイんですけど」「また私の話、さえぎった!」というように、根気よくひとつひとつ、まずは気づかせることから始めたのです。無意識に上司のような態度をとってしまう彼でしたが、年下の彼女にハッキリ指摘されることで自分の態度の悪さがやっと自覚できたようで、徐々に態度が改まってきたといいます。彼女は「上司みたいとは思ったけど、意外と大丈夫です」とあっけらかん。精神的には、彼女の方がずっと大人だったのです。
ある程度の年収や経験値を求める女性が、10歳~15歳年上の男性にも目を向けてみるのは間違った選択ではありません。条件を広げて出会ってみて、内面をしっかり見極めるのが重要です。年上の男性なら器が大きくて甘えさせてくれるだろう……とは限らない、実際は年齢の問題だけではないことを念頭に置いてくださいね。