アラフォー婚活女性は大きく2種類に分けられます。ひとつは婚活を始めたのがアラフォーだったという人です。もうひとつがアラサー時代から何年も婚活し、独身のままアラフォーになったという、婚活がライフワークになってしまった女性です。後者の方が婚活を成功させるのは難しく厄介です。

婚活アカウントで情報収集する、婚活女性たちの実態

こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。 SNSに婚活日記を投稿する女性は多いもの。 アラサーのライターの友人は、マッチングアプリ婚活パーティー、合コンで婚活しながら、その時に思ったことを婚活専用のSNSアカウントを作って投稿していました。 婚活中の女性から「いいね」を集め、数百人のフォロワーがいたそうです。 婚活中の女性で集まるオフ会を企画したら、あっという間に4~5人から参加したいと問い合わせがあり、都内のおしゃれな飲食店で婚活女子会を開催したそう。 「綺麗めで、おしゃれな子がほとんどでした。自己紹介もしないで、ずっと愚痴と男性の悪口ばっかりなんです。Twitterで確認すると多分、彼女たちの年齢は私より上のはずで、一人はプロフィールを見ると38歳なんです。あ、でも、いつのプロフィールか分からないからもっと上かも。 『婚活大変だよね』とか共感しあっていたけれど、私は彼女たちのようになる前に結婚しようって決めました」 と報告を受けました。(友人から「ぜひネタに使って」と言われております)

“婚活あるある”で共感し「自分だけじゃない」と根拠なく安心するアラフォーたち

「アラフォーになっても婚活するの?」と思う人もいるかもしれません。 確かに婚活を始める人の年齢層はアラサーぐらいが多いです。近年は、大学生ぐらいからマッチングアプリを活用している人も増え、手軽な手段が増えたので低年齢化しているのかもしれません。 一方で婚活本気度が高い結婚相談所のユーザーに限ってみると、女性は30代後半が一番多いです。ですので、昭和生まれで平成のうちに結婚しなかった人が集まっているところもあるのです。 団塊ジュニア世代の40代は、人口も20代の倍近くいるため、結婚相談所によっては20代女性会員より40代女性会員の方が多いところもあります。 婚活にどっぷりつかってしまうと、アラフォーという年齢は別に珍しくなくなってしまいがち。長年婚活している人ほど、ネットの中にある婚活体験談もよく読み、婚活に無駄に詳しくなってしまいます。 「いいなって思う男性は申し込んでも断られて、会いたいって思えない男性からしか申し込まれないって、婚活あるあるですよね」 なんて言っている人がよくいるのですが、自分の問題を一般化してしまって、その高望みしている自分を見つめ直して改善しようとも思わなくなってしまうのです。

 

「辛い」だけに共感してしまう情報弱者

興味がない男性からしかオファーが来ないのは、よくあることなのは間違いないのですが、その“婚活あるある”に29歳が共感するのならともかく、アラフォーにもなってその話で「私だけじゃない」と安心しているのなら危険です。 また、「アプリで知り合った男からドタキャンされて落ち込む」という投稿をしているのは何歳でどういう女性なのでしょうか。そこまで知って、自分の糧になるように情報を咀嚼するのならばいざ知らず、ただ「ドタキャンされて落ち込む」というネガティブな感情にだけ共感して、全体像が見えなくなっていませんか。 婚活を取り扱う漫画やドラマの女性は、仕事をバリバリやってきているような女性であることが多いです。人気漫画『東京タラレバ娘』の主人公もフリーランスの脚本家でした。そいう女性が「仕事で忙しくて気が付いたら30代になっていて、婚活始めたら辛い」と言ったとしたら、どうでしょう。 そもそも婚活は基本辛いこと。でも、その「辛い」は人によって異なります。 “30代の婚活”とひとくくりにしても、しっかり意識してキャリアを積み重ねてきた女性が30代になって婚活を始めるのと、愚痴や不満だけを言って何も行動してこなかった人が30代で婚活を始めるのとでは大違い。自分が何者なのかをまずちゃんと知らなければなりません。

「私たち婚活女子」の構成メンバーは入れ替わっているんだぞ

「選べるつもり」になっていませんか?

冒頭で紹介したライターの友人も、アラサーのうちに結婚して婚活アカウントは削除したそうです。あの女子会に参加したアラフォー女性たちは今頃どうしているのでしょうか。 昨年私のところに相談に来て、もう結婚前提の交際に入っている30代後半の女性がいます。彼女は勇気を出して自分から交際を申し込んだにもかかわらず、断られたことで心折れそうになっていました。 でも、傷ついたからこそ自分のプロフィールを見直し、どういう相手が理想なのか整理して軌道修正したのです。 自分の婚活なのに一般化して反省しない女性は、同じ失敗を繰り返して年齢を重ねていきます。アラフォーになればその分、婚活を始めたころより苦戦する可能性は高くなるのに……。 選べるつもりでA君とB君を比較しないようにしましょう。あなたが比較できるのは「目の前のご縁を大切にすること」か「結婚しない人生も考慮する」です。 あなたは結婚したいのでしょうか、それとも婚活評論家になりたいのでしょうか。 「みんな婚活は大変」なのではなく、当事者意識のないあなたの婚活が大変なの。