子どもをお金持ちにするために、子育てには「やった方がよいこと」がある一方、「やらない方がよいこと」もあります。
ここでは、子どもを貧乏にしてしまう“余計なお世話”を紹介しましょう。
子どもを貧乏にする“余計な世話”とは?
やればやるほど子どもが貧乏になる“余計な世話”。それは、過度な経済的援助です。要するに、「子どもを経済面で甘やかせば甘やかすほど、どんどん子どもは貧乏になっていく」ということです。
たとえば、「子どもに自分名義のクレジットカードを渡す」とか、「お年玉をたくさん渡す」とか、お金絡みで甘やかすとロクなことがありません。
億万長者研究の第一人者であるトマス・J・スタンリーの著書によれば、経済的に甘やかされた子どもは、4つの側面から見て貧乏になりやすくなることが分かっています。その4つの側面とは……。
・「節約しなくても親からお金を貰えばよい」という甘えた考えを生む
・「親の金=自分の金」と考えるようになる
・借金癖がつく
・資産運用(投資)への意識が下がる
特に、日本の場合は男性よりも女性の方が、所得が低くなりがちです。お金面での心配も大きいことから、両親は男の子よりも女の子に対し、経済的に甘やかしやすいと考えられます。
少なくともトマス・J・スタンリーの研究では、ポジティブな影響はほぼ見つかりませんでした。「お金で甘やかすことは、百害あって一理なし」といってよいでしょう。
経済面で子どもを甘やかしてよいのは、「せいぜい成人するまでのお小遣いと教育費ぐらい」と考えておくと無難です。
まとめ:経済的な甘やかしは、子どもを貧乏にする
たまに、「子どもに自動車をプレゼントする」「子どもに家をプレゼントする」など、過度に甘やかしている親の話を耳にします。彼らは善意(または子どもに好かれたい気持ち)で子どもにプレゼントをしているだけなのでしょう。
しかし、過度な経済的援助は、子どもの将来からすれば「余計な世話」です。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えなさい」
これは老子の言葉です。子どもに「経済的援助」を与えるのではなく、「経済的に苦労しない能力や気質」を培う教育をすることが、親がすべき“必要な世話”ですよ。