ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。 筆者がお酒の席で出会った女性たちの中には、「恋多き女性」も多数いましたが、それよりも意外に多いのが「彼氏が欲しいのに、なかなか恋愛できない」タイプです。一見して、ルックスにも性格にも特別な難は見当たらない、それなりに恋愛経験を積んでいてもおかしくない人なのに、なぜか長らく恋愛と遠ざかっている……。皆さまの周囲にも、こういうタイプ、誰かしらいるのでは?というくらい、このタイプ多いんですよね。 こうしたタイプには、実は「恋愛を遠ざける原因」があったりします

 

。「昔、ひどい男性と付き合ったせいで」というような、リアルな恋愛経験にもとづくトラウマの場合は専門家のカウンセリングが必要なのだと思いますが、多くはそうではありません。 

 

今回は、特に深刻な恋愛のトラウマもないのに、恋愛に縁が無さすぎる、しかも本人は「恋愛できればしたいのに」という欲求がある……という女性をいくつかのタイプに分類し、それぞれの「恋愛を遠ざける理由」を分析します。 

 

「私、そのタイプだわ」という方、「友人がそのタイプで、相談されてもどう対処すればいいのかわからない」という方、新たな恋愛を開花させるには「なぜ縁遠いか?」という理由をまず知ることが、ご縁を引き寄せる早道かもしれません。

恋愛成就の邪魔になる、「心の恋愛ハードル」のタイプを見極める

前述のような「よくわからないけど縁遠い人」が縁遠い理由は、「恋愛を成立させるまでの、本人の心のハードルが、実は世間一般よりだいぶ高い」ことがほとんどです。

 

筆者が飲み歩いたり、一時はバーテンダー職について、お客さまから恋愛相談をされたりもしていた10年余の間に出会ってきた「よくわからないけど縁遠い」という悩みを持っている女性のほとんどが、この「恋愛ハードル」を抱えていました。しかも、自分自身の心の中にそういうモノがある、という問題を意識しない、解決しようとしないまま「出会いがない」「好きになれる人ができない」などと言う人が多いこと。 「恋愛ハードル」のタイプは、人によって異なります。代表的な3つを挙げてみます。

 

 1:自分に自信なさすぎ、臆病型 

 

2:理想高すぎ、縛られ型 

 

3:実は恋愛を求めてない型 

 

ひとつひとつのタイプ(型)の内容を、ざっくり把握しましょう。

 

 

 

臆病型」は、慎重で頭でっかち。実年齢に関係なくリアル恋愛未経験の人が多い

「彼氏いない歴=年齢」で大変多いのが「臆病型」です。

 

 このタイプの女性は、一目見て「ジミ女、いかにも縁遠そう。嘆く前に身だしなみとか頑張って」な人もいる反面、 一見、自信なさそうには見えない、理知的なタイプも多いのです。

 

後者はたぶん子ども時代から地頭が良く分析力があり、子どもが突っ走って起こすような、浅慮ゆえの事故や過失と無縁で、学生時代は周囲の友人から「大人っぽい」と見られていたような人々です。生家のしつけが厳しかった人や、女子高出身者も多いです。 

 

つまり、多くの人が大人として落ち着く年齢までに経験する、「未熟者同士の恋愛」を、頭の良さゆえに「この相手と付き合っても、どこかでつまずくわ」と事前回避し、恋愛経験を積まずに実年齢だけは積みあがってしまっているのです。

 

その段になってから「私、きちんとした恋愛経験が、ない!?」と気づき、焦ってしまうのです。 友人に紹介された人や、恋活で出会った人と1、2回デートはした、でも真剣交際には発展しない……程度の「恋愛未満」の経験はできますが、「なぜ、その先に発展しないの?」と悩んでいます。 なぜ発展しないのか?「うまくいかない理由」をシミュレーションしすぎるからです。

 

 

 未熟な恋愛経験を持たないまま、実年齢はある程度になっているので、もともと慎重なところに更に「失敗したくない」という気持ちが強く働きすぎるのです。 このタイプの人には、ある「モテ男子」の心理を知ることが特効薬になるかもしれません。

特にいい加減でもない、まともな「モテ男子」が語っていた『大人の恋愛心理』

「なぜか」と言っている時点で次の恋は来ません。

筆者の飲み仲間で、いわゆる「別れてもわりとすぐカノジョができるモテ男子」のエイト君(仮名・30代・会社員からのちに企業して経営者に転身)の恋愛観のお話をしましょう。

 

 筆者が話を聞いた当時、エイト君は半年ほど交際中の、周知のカノジョ・リサちゃん(仮名・30代前半・会社員・普通にキレイでいい子)と別れたばかりでした。リサちゃんと交際中、二人仲良く飲んでいることもありましたが、エイト君一人や男友達と飲み歩いていたことも多く、筆者はリサちゃんから「エイトって二人でいる時はかわいいけど、私のこと好きなのかどうかわからない」という悩みを聞いたりもしていました。

 

 

 結局、リサちゃんと別れたエイト君が、お酒の席で語っていたのが、こんな話です。 「前の前のカノジョと別れて、独り身だと寂しくてさ、なんとなく、自分のこと好きなのかな?って感じだったリサと付き合ったんだよね。付き合ってから、すごく好きになることもあるじゃない?でも、そこまでいかなかったんだよね」 ……

 

「臆病型」の皆さま、30代でこのくらいの恋愛をしている人、ザラにいるのですよ。特に不誠実なわけでもなく、よくある話なのです。

 

 「付き合ってから、すごく好きになることもある」という部分に注目です。付き合い始める時点では「まだわからないから、相手を知ろうとする」ことも、交際の1つの形なのです。

 

 そして、親密な関係にならなければ知りえない、他者や、家族ではない異性の人間的な部分、というのは、確かに存在します。これを知ることも「恋愛経験」であり「人生経験」なのかと思います。 自分が傷つく未来を恐れるあまり、ちょっと話したくらいや、1、2回のデートでダメ出しをして切ってしまうと、 実はその後、パートナーとして成熟しあえる相手を手放してしまったり、判断の指針となる重要な経験の機会を逃してしまっているのかもしれません。 

 

 

恋愛経験値が低いこと自体も、克服する勇気を持てば、それ以上に欲しいものが手に入る可能性もあるので、ダメもとでとりあえず交際してみる、という思い切りも、妙齢以上の大人には、アリかと思います。 さて、次は本人も問題の核心に気づいていないことの多い「縛られ型」「実は恋愛を求めてない型」の克服法をお話します。続編に続きます。