サプリも健康食品もただの「気休め」

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 「膝が悪くなり、知り合いの整形外科医にヒアルロン酸のサプリを服用しようか相談したことがあります。この時に言われた一言が忘れられません。 【写真】ダマされるな! 飲んでも効かない「サプリ」一覧 えっ、あれも…?  なんと『気休めですけどね』と鼻で笑われたのです。結局、サプリも健康食品も、趣味や道楽におカネを使うようなものなのです」  前出の社会学者、上野千鶴子氏がこう語るように、サプリや健康食品には「確実に効く」という科学的根拠はない。  にもかかわらず、歳を重ねれば重ねるほど、サプリや健康食品への支出は増えていく。サプリへの支出は70歳以上で年平均2万3559円だが、これは30歳未満の8・8倍にも上るのだ。  気休めに過ぎないサプリや健康食品は全部やめる。浮いたおカネで好きなモノでも食べたほうがよっぽどいい。

激しい運動が毒になることも

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 健康を維持するためにと65歳を超えてから突然スポーツジムに通い始め、筋トレやジョギングに励む人もいる。だが、躍起になって激しい運動をしようとするのはやめるべきだ。  「若い時と比べれば、間違いなく心臓の機能は衰えています。心臓に過度な負担がかかることで急性心不全や脱水症状を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞につながる危険が高いのです。  また、活性酸素の問題もあります。激しい運動をすると活性酸素が出ますが、若い時なら抗酸化作用で打ち消すことができます。しかし、歳を重ねるとその能力が落ち、がんの発生頻度を高めてしまうのです」(前出の医師・金子氏)  健康のために良いからと始めたことが、寿命を縮めては本末転倒だ。