健康に良いと思われていた果汁100%のフルーツジュース。しかし最新の研究で「コーラやレモネードなど、人口甘味料の混ざった炭酸飲料よりも死期を早める」との結果が明らかになりました。
米国のエモリー大学やコーネル大学が6年以上を費やし、計13,440人を対象とした研究結果をまとめました。
ジュースと早期死亡リスクの関連性について調査したところ、人工甘味料の入った飲料を毎日340ml消費すると、早期死亡リスクは6%増加。続けて炭酸飲料を340ml摂取するごとにリスクは11%増加することが判ったのです。しかし果汁100%のフルーツジュースの場合は、その倍に当たる24%のリスク増加が見られたのでした。
果物由来とはいえ、ジュースはジュース。その主成分が糖類と水である以上、多量摂取による健康増進よりも肥満などのリスクの方が高いのは当然でしょう。
フルーツジュースは健康的と思われていますが、実際は人口甘味料飲料よりも多くの砂糖が含まれています」と、レディング大学のグンター・クーヌル助教授。
果汁100%ジュースには、ビタミンや植物性由来の栄養素こそあるものの、それも微々たる量。抗酸化作用や食物繊維による病気の予防などはほとんど期待できないとのことです。
もちろん「一日コップ1杯(150ml)程度であれば」健康には影響なく、あくまで飲みすぎが問題のようです。詳しい調査結果については、医学雑誌『ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)』に掲載されています。