https://biz-journal.jp/2019/02/post_26503.html
ゼロカロリーあるいは低カロリーの合成甘味料というと、これまでは主に、糖類が多くカロリーの高い飲料やお菓子に使われてきました。しかし、最近では、意外な製品に使われているのです。
たとえば、梅干し。スーパーには各種の梅干し製品がずらっと並んでいますが、最近多いのは、水あめやハチミツなどを加えた甘い梅干しです。「梅干しはしょっぱすぎる」という理由で敬遠する人が多かったため、そんな人にでも受け入れられるような製品が増えているのです。
それらの原材料名をよく見ると、「甘味料(スクラロース)」という文字を多く見かけるはずです。つまり、水あめなどとともに甘味を増す目的で合成甘味料のスクラロースが添加されているのです。
梅干しはコンビニエンスストアのおにぎりの具としてよく使われていますが、その梅干しにもスクラロースが添加されていることがあります。その場合、おにぎりの原材料名に「甘味料(スクラロース)」という表示があります。
スクラロースは、パンにも使われているケースがあります。特にロールパンなどに使われています。パンを毎日食べているという人もいるでしょう。それにスクラロースが添加されていた場合、毎日スクラロースを摂取することになってしまうのです。
さらに、カレールウでスクラロースが添加されている製品もあります。スクラロースは腐敗することがなく、極めて安定性が高い物質なので、メーカーとしては使いやすいようです。
スクラロースは、有機塩素化合物の一種で、体内に摂取されても消化酵素によって分解されることがありません。砂糖などとは違ってエネルギーに変換されることがないのです。そのため、ゼロカロリーなのです。
ただし、スクラロースは消化管から吸収されて血液中に入り、全身を巡ります。地球の環境中に排出されたダイオキシンや農薬のDDTなどの化学物質は、分解されることなく環境中をぐるぐる巡って「環境汚染」を引き起こしています。
同様に、人体に入って分解されることなく体中を巡る添加物は、「人体汚染」を起こしているといえます。人体汚染物質は、肝臓や腎臓などの臓器の機能を低下させたり、遺伝子を傷つけて、がんの引き金になる可能性があります。
スクラロースを5%含むえさをラットに4週間食べさせた実験では、脾臓と胸腺のリンパ組織の萎縮が認められました。これは、リンパ球が減って免疫力が低下する可能性があるということです。
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合成甘味料の継続摂取で脳卒中や認知症にかかるリスク高まる
カレールウについては、スクラロースに加えて合成甘味料のアセスルファムK(カリウム)が添加されている製品もあります。その場合、原材料名に「甘味料(スクラロース、アセスルファムK)」という表示があります。
アセスルファムKは、自然界に存在しない化学合成物質であり、スクラロースと同様に体内で分解されることなく、血液中に入って全身を巡ります。つまり、同様に人体汚染を起こすのです。
アセスルファムKを3%含むえさをイヌに2年間食べさせた実験では、肝臓障害の際に増加するGPTが増加し、リンパ球が減少しました。つまり、肝臓にダメージを与えたり、免疫力を低下させる恐れがあるということです。
糖質ゼロをうたったハムにも、スクラロースとアセスルファムKが添加されています。ただし、ハムの場合、まだ合成甘味料が添加されている製品は少ないようです。
前述のように、スクラロースもアセスルファムKも体内で分解されることなく、血液に乗ってぐるぐる巡るので、その影響が心配されます。実際に、脳に悪影響をもたらす可能性がアメリカの研究でわかったのです。
2017年4月、アメリカのボストン大学の研究グループが興味深い発表を行いました。それは、合成甘味料が脳卒中や認知症になるリスクを高めるというものです。
同グループは、マサチューセッツ州のフラミンガムという町で住民の健康について継続的に調べているのですが、脳卒中は45歳以上の男女2888人、認知症は60歳以上の男女1484人を対象に、食生活などを詳しく聞いた後、10年以内に脳卒中になった97人と認知症になった81人について分析しました。
その結果、合成甘味料入りのダイエット飲料を1日1回以上飲んでいた人は、まったく飲まない人よりも虚血性の脳卒中やアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)になる確率が約3倍も高かったのです。
なお、砂糖入りの飲料を飲んでいる人についても調べましたが、脳卒中や認知症との関連は認められませんでした。
なぜ脳卒中やアルツハイマー型認知症の発生率が高くなったのかについては不明ということですが、砂糖入り飲料では影響が認められなかったことから、合成甘味料が脳の血管や組織になんらかの悪影響をもたらしたことが考えられます。
スクラロースやアセスルファムKなどの合成甘味料が添加された食品は増え続けています。ダイエット飲料の研究と食品がそのままストレートに関係づけられるかどうかはわかりませんが、きちんと原材料名の表示を見て、それらが使われている製品はなるべく避けたほうが賢明でしょう。
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気をつけませんとね!