糖質制限の効果について



人類のもともとの食性は「糖質制限食」

人類の主食が何であったかはともかくとして、農耕が始まる前の700万年間は、穀物ではなかったことは確実です。農耕が始まる以前の狩猟採集生活では、糖質を取ることはまれにしかありませんでした。
つまり歴史的事実として、農耕が始まる前は人類皆、実質的に糖質制限食を実践していたのです。
また、ヒトの進化の過程で脳が急速に大きくなり、シナプスが張り巡らされるためには、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)の摂取が不可欠でした。
EPAとDHAは、地上の植物性食品には含まれておらず、動物性食品にしか含まれていません。
したがって少なくとも、肉・骨髄・昆虫・地虫・魚貝……などの高脂肪・高たんぱく食を、脳が急速に発達した20万年前頃、必要充分な量、食べていたことは間違いないでしょう。
このように人類は本来、高脂肪・高タンパク食に慣れているので、糖質制限食の安全性は高いのです。
マウスやラットやゴリラと、ヒトの食性はまったく異なっているのです。
結論を簡潔に申しましょう。
薬物の作用や毒性をネズミ類で動物実験するのは、研究方法として比較的問題は少ないと思います(動物実験自体の是非は置いておきます)。
しかし、本来ヒトと主食がまったく異なるマウス・ラットなどネズミ類で、人類の食物代謝の研究を行うのは、出発点から根本的に間違っている可能性が高いので注意が必要です。
研究者の皆さんにおかれましては、「薬物の動物実験」と「食物の動物実験」はまったく意味が異なることを認識してほしいと思います。
この辺のことは厚生労働省も認識されているようで、私のブログに中嶋一雄先生(医師)から次のようなコメントをいただきました。
「厚生労働省の食事摂取基準に引用された文献は、すべてヒトの研究論文です。私が読んだ限り、動物実験の論文は一切引用されていません」
今回のマウス実験の発表は、東北大学大学院の医学系研究科ではなく農学研究科によるものであること、JAグループの広報紙ともいうべき日本農業新聞の記事であることなども割り引いて考える必要があるのかもしれませんが、少し乱暴だったという感は否めません。

糖質制限食こそが老化を防ぐ

なお、私、江部康二は現在68歳です。まさに日本農業新聞の記事のいう「60代後半から老化が顕著」にピッタリの年齢です。
しかし、52歳から続けているスーパー糖質制限食のおかげで、現在も皮膚の若さは52歳相当と好ましい状態です。このほか、
歯はすべて残っていて、虫歯はありません。背は縮んでおらず、夜間の尿もありません。目は裸眼で広辞苑が読め、聴力も低下していません。階段は駆け上がります。
一般に老化現象と言われる事柄に関して私の場合、スーパー糖質制限食で、かなり好ましい状態が維持できているのだと思います。京大医学部時代の同期生たちからは、私だけ「(良い意味で)異常だ」と言われているくらいです。
こうした糖質制限によるアンチエイジング効果は、多くの実践者から報告されております。血色が良くなるなど、若返り効果もよく聞きます。糖質制限により血行が良くなることなどから、さまざまな病気の予防改善効果も期待できます。
逆に、糖質の取りすぎは健康寿命を縮めると報告されており、一流医学雑誌『ランセット』にも「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」という記事が出たことについては、昨年10月3日の記事(「糖質制限」論争に幕?一流医学誌に衝撃論文)でご紹介しました。『週刊新潮』のタイトルとはまったく逆に、糖質を制限しないと「老ける」「寿命が縮まる」というのが国際的な新常識なのです。
全世代について言えることですが、特に50代以降の健康維持の鍵を握るのは「糖質制限」だと言っても過言ではありません。
皆さまにおかれましても、自信を持って正しい糖質制限食を実践していただきたいものだと思います。

糖質でも砂糖、精製された糖質は体に悪いです、

特にジャンクフード。


野菜の糖質は体に悪くないです。


全ての糖質が悪いという事ではないですからね。


今は加工された食品が多いです、当然糖質が加えられた食品も多いです。

それを食べないだけで体が変わります。

自然の素材の食品をとれば十分ですからね

気をつけませんとね