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今までと同じように過ごしているのに生理痛が重い、太りやすい…。
年齢とともに訪れる、女性のカラダの「曲がり角」を体調、肌、体形の3つのカテゴリーで明らかに。
若々しさを保つための日常習慣とともに紹介します
30代後半が大きな転機 生活習慣を見直して
「鏡に映った自分を見て、体形変化にはっとした」「階段を上って息切れするようになった」など、30歳を超えた頃から体形の変化や体力低下を感じ始めた読者は多い。女性のカラダにとっての最大の「転機」は30代後半。「体調、肌、体形、すべてが大きく変化するので、それまでとは違う生活習慣やケアを意識する必要があります」(産婦人科医・吉野一枝さん)。30代半ばから女性ホルモンの分泌量が低下し始めるため、早い人は更年期に似た不調も始まってくる。「ストレスが女性ホルモンの働きを低下させるので、できるだけストレスを解消する生活を心がけて、不調から体を守ってください」(吉野さん)
肌は新陳代謝が徐々に低下するため、加齢とともに新たなトラブルと遭遇。30代半ばでシミやくすみが顕著に現れるため、正しいケアができていないと一気に「老化感」を味わうことに。「紫外線対策やバランスの良い食事、丁寧な洗顔は美肌を維持する基本。肌の状態に合わせた保湿も大切です」(皮膚科医・まのえいこさん)
体形も30代後半が大転換期。生活習慣が変わらなくても太りやすくなり、お腹がポッコリ。脂肪のつき方も変化する。「脂肪を燃焼しやすい食生活や、きれいな姿勢を維持して代謝を上げることが必要です」(管理栄養士・伊達友美さん)
体調の転機
25~30歳 女性ホルモン分泌量がピークに
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20111021/114586/yajirushi.jpg
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検診などでしっかり自己管理を
女性ホルモンの分泌量が最も高いのが性成熟期と呼ばれるこの年代。卵巣機能が高まり、妊娠に最も適した時期。様々な相手と恋愛する時期なので性感染症や子宮頸ガンのリスクも高くなる。婦人科で検診を受けるなど自己管理を
35歳~ 女性ホルモン量が低下。生理周期の短縮などが起こり始める
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ストレスをためない生活を意識して
女性ホルモンの分泌量が減り始めることで、生理不順や、更年期に似た症状が起こりやすくなる。仕事や育児などのストレスによって症状がひどくなることもあるので、ストレスをためない生活を意識することが大切
まずは婦人科を受診して
女性ホルモンであるエストロゲンの低下で40代半ばから更年期症状を経験する人が増加。顔のほてりや疲れやすさ、憂うつになるなど症状は様々。多くはホルモン補充療法で改善されるので、心の病と思わず、婦人科を受診してみよう
いい体調をキープする日常習慣
1、ストレス解消を心がける
ストレスの多い生活は女性ホルモンのバランスを狂わせるため、ちょっとした心労が様々な不調を引き起こす。仕事から離れてリラックスできる趣味を持つ、育児の悩みは信頼できる人に相談するなど、意識して対策を。「こうあるべき」という考えにとらわれず、発想を楽にすることも大切だ
2、年に一度は婦人科で検診を受ける
セックスの経験があれば発症リスクのある子宮頸ガン、30代からリスクが高まる乳ガンなどの早期治療のためには年に一度は婦人科の受診を。「女性のうつ症状の原因はホルモンが原因であることも多い。心療内科へ行く前に、まずは婦人科を受診することをおすすめします」(吉野さん)
3、タバコはただちにやめる
「喫煙は女性ホルモン量を低下させるので、生理不順や不妊の原因になるほか、ガンや心筋梗塞、認知症などのリスクも上げます」(吉野さん)。女性の喫煙者と非喫煙者では、加齢とともに肌の美しさの差も歴然。ストレス解消のためにタバコを吸っている人も、美と健康のためにやめる勇気を
肌の転機
25歳~ 部分的に乾燥が始まる。「大人ニキビ」ができる人も
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正しい洗顔と部分的な保湿を
肌の水分保持機能が低下し、部分的に乾燥が始まる。このときオイリーな部分まで過剰に保湿すると、油分が肌に残ってニキビなどの原因になることも。メイクの油分も酸化して肌トラブルを引き起こすので、丁寧な洗顔を心がけよう
帽子や日傘を常備してUVカット化粧品を選ぶ
新陳代謝が衰えることでシミやくすみが現れ、肌の若々しさが失われ始める。まず必要なのは紫外線対策。化粧品はUVカット製品を選び、春から夏はできるだけ帽子や日傘を常備して。肌の汚れもくすみの原因になるので洗顔はしっかりと
体重をコントロールし保湿とタンパク質摂取を
弾力の低下によって肌はたるみ、シワも目立ってくる。あごや頬のたるみは体重増加を防ぐことである程度は抑えられる。シワ防止には良質なタンパク質を取って丁寧な保湿を。肌の弾力を高める機能を持つ保湿剤を使うのも有効
若々しい肌を保つ日常習慣
1、丁寧な洗顔と肌に合った保湿
帰宅後の丁寧なダブル洗顔が美肌の基本。メイクとクレンジング剤を十分になじませ、汚れが浮いてきたらぬるま湯で洗い流す。その後、洗顔料を手のひらでたっぷり泡立て、細かい泡を顔の上に優しく転がして十分にすすぐ。保湿は「不足している油分を補う」目的で乾燥した部分に集中させよう
2、動物性タンパク質&ビタミンを取る
「皮膚はタンパク質でできているので、肉や魚、卵などの動物性タンパク質は積極的に取りましょう」(まのさん)。野菜や果物で、肌の抗酸化力や新陳代謝を高めるビタミン類を取ることも大事。動物性タンパク質を取らないベジタリアンのような食生活は肌がシワっぽくなりやすいので注意して
3、体重を管理して首をマッサージ
「太ると顔はたるみやすくなるけれど、やせすぎも頬がこけて老け顔に。40代以降は顔が柔和になるので、その良さも生かしたベストな体重を維持しましょう」(まのさん)。顔のマッサージは自己流では難しいが、「首の後ろを上から下にマッサージすると顔の皮膚が引き上げられ、たるみの予防に」(伊達さん)
体形の転機
27歳~ 下腹部から少しずつサイズ増加。余分な脂肪が気になり始める
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20111021/114586/yajirushi.jpg
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きれいな姿勢で下腹部の筋力アップ
ワコールの調査によると、27歳くらいから肌の弾力が低下し、脂肪沈着がスタート。下腹部から少しずつサイズが増加し、体形が変化していく。腹筋を鍛え、姿勢をよくすることで、この時期から「お腹ポッコリ」を予防しておきたい
37歳~ 代謝が低下し、急激に体重が増加。お尻が垂れ始める
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食生活を見直して運動の習慣を
「今までと同じように食べているのに太りやすくなった」と危機感を覚える時期。「食べない」ダイエットよりも、食生活の偏りを修正することで代謝を高めることが必要。通勤時に1駅分歩くなど、運動量を増やす習慣づけも意識して
40歳~ 肉づきバランスが変化。上半身に脂肪がつき、くびれがなくなる
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脂肪がつきやすい部分に筋肉をつける
40代以降は体形が劇的に変化。同じ体重でも脂肪のつく場所が下半身から上半身へ移り、下腹部のふくらみも顕著に、くびれもなくなってくる。脂肪は筋肉のない部分につきやすいので、運動や筋トレで気になるところを引き締めよう
きれいな体形を保つ日常習慣
1、姿勢を良くして毎日30分以上歩く
「体形の崩れに最も影響するのは姿勢。きれいな姿勢の人は、普通に生活していればそれほど余分なお肉はつきません」(伊達さん)。お尻には筋肉があるので、たるみは鍛えれば防げるそう。毎日30分歩くだけでもヒップアップの効果はあるので、日々の運動量を増やすことから意識して
2、良質な油を取り、代謝を高める
太りにくい体になるには代謝を高めること。「食生活はどうしても偏ってくるので、普段食べないものをプラスすることが『燃える体』への近道。くるみや青魚に含まれるオメガ3脂肪酸という良質な油は脂肪燃焼効果が期待できます。積極的に食べるといいでしょう」(伊達さん)
3、たるみが気になる部分を刺激する
筋肉をつけることが体形維持の基本だけど、運動の時間が取れない人は、たるみが気になる部分を刺激するだけでも有効。「お腹周りのお肉なら、腹筋運動や左右にひねるエクササイズが効きますが、気づいたときにげんこつでポンポンたたくだけでも代謝を上げる効果がありますよ」(伊達さん)
◆「自分を変える!」プログラムの美肌編はこちら→「美肌塾」
この人たちに聞きました
アラフォーになるとそれまでのツケは体に出てきます。
しかもいきなりではなくそれまで溜りに溜まっていたものが体に出てきます。
すぐには改善できません。
普段から気をつけないとね