■結婚するカップルの4組に1組が再婚の時代

 ステップファミリーとよばれる子連れ再婚のカタチも、ここ数年、注目されるようになってきました。ここではシングルマザーが再婚でより幸せになるためのコツを3つご紹介します。

1 別れた夫の悪口を子どもに言わない

 苦労の連続だった結婚生活。離婚後ひとりで頑張ってきたのだから、ついつい前の夫の悪口や愚痴を言いたくなる場面もあるでしょう。とくに再婚相手の男性を子どもに紹介するとき、「前のお父さんは最低最悪だったけど、今度のお父さんは優しくてよかったね」などと話すと受け入れてもらいやすいと感じるかもしれません。母親のことが大好きな子どもは、同調するように聞いてくれるかもしれません。

 でも、ちょっと待って。母親にとっては、別れた夫は赤の他人かもしれませんが、子どもにとっては自分のルーツなのです。人は不思議なもので、「私の生まれ故郷は、ものすごく田舎で何もないつまらないところだよ」と自分のことを自分で悪く言うのは平気なものなのですが、「あなたの生まれ故郷は、ものすごく田舎で何もないつまらないところだよね」と他人に同じことを言われると傷つき、いい気分がしないものです。

 再婚相手が魅力的な男性なら、前の夫の悪口を並べて引き立てる必要はないはず。子どもを必要以上に傷つけないように、できるだけ別れた夫の悪口を言わないように心掛けましょう。

2 母である自分も大切にする

 いい再婚をしていたり、モテるシングルマザーの共通点に、大変な中でも「お母さんであることを楽しんでいる」という傾向があります。子どものことが一番大切だと考え、一生懸命お母さんとしても生きている女性と、女としての自分が一番大切で、子どものことを放っておいてでも男性に尽くす女性。周りが応援したくなるのはどちらの女性でしょうか。

 良縁に恵まれたシングルマザーのパートナーの意見に多いのが、「好きになった人がたまたまシングルマザーだっただけ」という声があります。子どもにしっかりと向き合い、生き生きと輝いている姿は、人間としても女性としても魅力的な人に映るのでしょう。

 「私には子どもがいるから……」「子どもがいなければすんなり結婚できたのに……」と子どもがいることをマイナスに感じさせるようなパートナーを選ぶのではなく、「子どものおかげで、女性として成長させてもらっている」「成長できた自分だから、彼と出会えた」と、自分が母親であることを感謝させてくれるようなパートナーこそ、理想的な再婚相手と言えるでしょう。

3 再婚のタイミングを見極める

 過去に一度つらい結婚をしたのに、わざわざもう一度結婚をするのはなぜでしょうか。幸せな再婚をしているシングルマザーの共通点として、過去の未熟な自分をきちんと振り返り、相手に求めすぎず自分も自立している、という傾向があります。

 パートナーに甘えることは決して悪いことではありません。しかし、相手を信用しひとりの人間として向き合って頼ることと、自分の思考を押し付けて依存することは全く違います。大人の女性として成長することができたシングルマザーは、再婚のタイミングを自分の都合だけで、パートナーや子どもに押し付けることをせず、きちんとパートナーや子どもの気持ちを汲むことができています。

 特に子どもの年齢や性格によっては、母親の再婚を受け入れられるタイミングも異なってくるでしょう。みんなが幸せになるベストな方法は? そんなふうな目線で余裕をもって考えられるシングルマザーは、多少時間がかかってもよいご縁に恵まれているようです。

 ステップファミリーとして、幸せを築いているカップルもたくさんいます。母親である姿も素敵だと認めてくれるような心の大きなパートナーなら、時間はかかっても子どもは心を開いてくれるようです。