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1980年代から始まった日焼けサロンブーム。昔は日サロに通っていたというひとや、夏にキレイに日焼けするため通っているひとも多いのでは? 
日本ではあまり知られていませんが、実は欧米では「日焼けサロンの身体に及ぼす悪影響」が問題となっています。
日焼けサロンは皮膚がんリスクを上昇させる
フランスの国際防災研究所のマシュー・ボニオル医師は、日焼けサロンを利用するひとは皮膚がんリスクが極めて高くなると警告しています。

ボニオル医師の研究(※1)で、1981~2012年までに起こった皮膚がんのなかでも、患者数が多いメラノーマ(悪性黒色腫)の症例11,428件を検証したところ、日焼けサロンに通うと発症する確率が20%も上昇することが分かったのです。

欧米では、こんがり焼けた小麦色の肌はお金持ちの証拠。そのため、日焼けサロンに通って肌を焼くひとも少なくありません。

イギリスの2010年の調査では、約13,000人がメラノーマを発症したことがわかっており、皮膚がんのなかでも深刻な症状のひとつ。多くのひとがメラノーマにかかる一歩手前とされています。悲しいことに、メラノーマは20代女性の間で最も身近ながんでもあるといいます。

メラノーマは、早期に発見できれば治療可能ながんです。しかし、転移が始まり黒い部分が広がってしまうと、化学療法ではほとんど治療することができないそうです。なんと、発症してから5年後の生存率はわずか5%。イギリスでは毎年メラノーマで約2,000人が死亡しているのです。

海外では日焼けサロンを禁止する国も
メラノーマに苦しむ50歳以上のひとの数はこの30年間で3倍にまで上昇していることもわかり、専門家たちは日焼けサロンの普及が原因ではないかと指摘しています。

さらに、18歳以下の日焼けサロンの利用を厳しく制限することも呼びかけています。これはオーストラリアやヨーロッパの数カ国ですでに実施されている法律。オーストラリアでは、現在日焼けサロンの全面全面禁止についての法案が議論されているほどです。

ボニオル医師は「若いひとや成人の日焼けサロン使用率は多くの国でいまだに高く、利用による発がんは今後20年でさらに上昇するでしょう」と述べています。

日本では規制されていませんが、日焼けサロンの危険性、どう考えますか?