http://news.livedoor.com/article/detail/6449993/
女性誌やテレビなどのメディアに、「美魔女」なるものが生息している。年齢より若くみえる女性を目指して、ダイエットしたり、美容整形をしたり、加圧トレーニングで筋力をアップしたり。
近頃では、そんな「美魔女」ぶりを競うコンテストまで登場した。いわく「実年齢より15歳若いなんてすごい!」「美しくなるための努力を惜しまないところが素敵」「私もそのエクササイズにあやかりたい」
こうして「美魔女信者」が、巷に増殖しはじめている。女性が美しいという社会は素晴らしい。同姓からしても、街角で美しい女性に遭遇すると、その日の気分もちょっと上がる。
でも、「美魔女」っていうのは、「美女」とイコールなのか?
アンチエイジングを告白する女性
ある日の午前中、出勤前にカフェで朝食をとっていると、後ろの席から女性二人連れの声高な会話が聞こえてきた。
「私ね、結構美容にはまっているの。やりだすと楽しいわよ」
「最近何にトライしたの?」
「顔のたるみ除去もしたし、胸もいじったし、色々やったわね。最近は、しわ取りのためにヒアルロンサン注入しちゃった。前の肌の張りが戻ってきて、びっくりよ」
気になる。どんなに美しい女性に変身したのだろう。おもむろに振り向いてみたい衝動を抑え、店を出るときにさりげなく目をやった。
う~ん。普通の女性だ。普通すぎる。それどころか、怖い。おそらく40歳はとうに過ぎているだろう、その体型や首筋や頭髪の印象と、異様に「パンッ」と張った白い顔との落差が痛々しい。
美容整形をした人は、なぜか顔の表情が乏しい。せっかく張りを取り戻した顔に、再び皺が刻まれることを恐れているのだろうか。
その女性も、まったく表情を変えないので、蝋人形のようで、かえって目を奪われてしまった。
本人は、自分が美容に気を使っていること、そのために何がしかの投資をしていること、その結果に満足していることを、周囲の友人知人に吹聴する。
「え~っ、すごいね!」「私もやってみたいわ」
そんな友人の反応に、自分が「美魔女」であることを確信し満足する。
一般女性の美魔女化
元はといえば、女優や芸能人が、いつまでも自分の「商品価値」を保つために、ひそかにダイエットや美容整形などをしていたのを、一般の女性はうらやましく思いつつも、自分には手の出せない領域と知って、揶揄していたものだ。
「あの歌手のSさん、去年と鼻の形が違う!」「女優のIさん、目じりの皺とったよね」「整形してるわよ!」
そんな、特殊な職業の方々のものだった「美容」の領域が、いつの間にか一般女性にも手の届くものになった。
雑誌やテレビが「美魔女」を取り上げ、社会的に認知させたことも大きい。雑誌の読者モデルのような女性が、独自のコアトレーニングを編み出して、カリスマトレーナーになったりすることで、努力しだいで自分も若さや美を手に入れられるという幻想を普通の女性たちが抱きやすくなった。
いわゆる「一般女性の美魔女化」がおきている。
女性誌やテレビなどのメディアに、「美魔女」なるものが生息している。年齢より若くみえる女性を目指して、ダイエットしたり、美容整形をしたり、加圧トレーニングで筋力をアップしたり。
近頃では、そんな「美魔女」ぶりを競うコンテストまで登場した。いわく「実年齢より15歳若いなんてすごい!」「美しくなるための努力を惜しまないところが素敵」「私もそのエクササイズにあやかりたい」
こうして「美魔女信者」が、巷に増殖しはじめている。女性が美しいという社会は素晴らしい。同姓からしても、街角で美しい女性に遭遇すると、その日の気分もちょっと上がる。
でも、「美魔女」っていうのは、「美女」とイコールなのか?
アンチエイジングを告白する女性
ある日の午前中、出勤前にカフェで朝食をとっていると、後ろの席から女性二人連れの声高な会話が聞こえてきた。
「私ね、結構美容にはまっているの。やりだすと楽しいわよ」
「最近何にトライしたの?」
「顔のたるみ除去もしたし、胸もいじったし、色々やったわね。最近は、しわ取りのためにヒアルロンサン注入しちゃった。前の肌の張りが戻ってきて、びっくりよ」
気になる。どんなに美しい女性に変身したのだろう。おもむろに振り向いてみたい衝動を抑え、店を出るときにさりげなく目をやった。
う~ん。普通の女性だ。普通すぎる。それどころか、怖い。おそらく40歳はとうに過ぎているだろう、その体型や首筋や頭髪の印象と、異様に「パンッ」と張った白い顔との落差が痛々しい。
美容整形をした人は、なぜか顔の表情が乏しい。せっかく張りを取り戻した顔に、再び皺が刻まれることを恐れているのだろうか。
その女性も、まったく表情を変えないので、蝋人形のようで、かえって目を奪われてしまった。
本人は、自分が美容に気を使っていること、そのために何がしかの投資をしていること、その結果に満足していることを、周囲の友人知人に吹聴する。
「え~っ、すごいね!」「私もやってみたいわ」
そんな友人の反応に、自分が「美魔女」であることを確信し満足する。
一般女性の美魔女化
元はといえば、女優や芸能人が、いつまでも自分の「商品価値」を保つために、ひそかにダイエットや美容整形などをしていたのを、一般の女性はうらやましく思いつつも、自分には手の出せない領域と知って、揶揄していたものだ。
「あの歌手のSさん、去年と鼻の形が違う!」「女優のIさん、目じりの皺とったよね」「整形してるわよ!」
そんな、特殊な職業の方々のものだった「美容」の領域が、いつの間にか一般女性にも手の届くものになった。
雑誌やテレビが「美魔女」を取り上げ、社会的に認知させたことも大きい。雑誌の読者モデルのような女性が、独自のコアトレーニングを編み出して、カリスマトレーナーになったりすることで、努力しだいで自分も若さや美を手に入れられるという幻想を普通の女性たちが抱きやすくなった。
いわゆる「一般女性の美魔女化」がおきている。