競技としての進化を止めるわけにはいかない





ジョニー・ウィアーのように美を追求し違うフィールドで争い続けるのか、プルシェンコのようにスポーツとしての進化を追求し続けるのか、それともライサチェクのように競技の勝利を渇望しつづけるべきか、どれもが正しいのだろう。ただ4回転を飛ばないで今後メダルが争われるようになるのはふさわしい事ではない、と思う。肉体としてそれが可能なのかは置くが、出来る限り私たちは4回転半・5回転にまで挑戦し続けるのが正しいアスリートとしての姿なのではないのか?それを求める理由がないのならば、私たちはマラソンでタイムを縮める理由も、誰かを抜く理由も、ましてやタイムを図る理由もなくなってしまうのではなかろうか。さてね。





今回の男子フィギュアは考えさせられる事が多かった。すべての人間の努力と成果を称えたい。中でも、こうした議論を投げかけ、スポーツの進化に歯止めがかかる現在に、何と言われようとも正しくあろうとする姿勢を貫いたプルシェンコに。あとジョニー美しかったですたまらない。ライサチェクはスピンの時の髪型が気になってしまったがすばらしい演技だった。あの場面でミスしないですべれるその力量と、それを裏付けるだけの努力に。ただ私は最初のグループで滑ったスウェーデン?だっけか?とりあえず北欧選手のふしぎなプログラムと4回転成功が一番印象的でした。小塚くん素敵だったよ。ところでなぜウィアーは点が伸びないんだい?ん?不満だ。白鳥みてこよっと。