脳梗塞再発により再び入院生活が始まったが、この入院生活はこのまま死んでしまえばいいのにという思いがずーっと続いて全てにおいて無気力になってしまった。いま思うと鬱状態だったんだと思う。一日中寝たきりで食事の時だけベッドを30℃までアップしていいというまた地獄の生活。勝手がわかっているだけになんでまた私だけがこんなに脳梗塞になって、こんな状況なんだ.....という思いでいっぱいだった。もういっそのことこのまま死んでしまえば楽になれるのにと思うと声をかけられただけでずっと涙が止まらず、食事もとらず看護師さんたちをかなり困惑させていた。看護師さんはそんなワタクシの気持ちを察してくれて個室に移動させてくれたりとかなり配慮してもらった。というより要注意患者だったと今ではわかる。

口が思うように動かず話しにくいのもあって会話をする事と食事が嫌だった。それがさらに悪循環に拍車をかける。

相変わらず寝たままではあったがすぐさまリハビリが開始された。今回は理学、作業療法に加えて言語療法も始まった。だがリハビリをしていても泣くワタクシであった。なぜなら前回の脳梗塞後やっと少し動くようになった左手足の麻痺にトドメが刺され全く動かなくなっていたのでこんなに頑張ってもすぐまた再発して動けなくなるのに。という深海魚なみに海底に沈んだネガティブ思考の塊だった。