残暑を引きずるわけでもなく急に秋がきた感じだ。
昼しごとで六本木の近くにきたんで、終わった後六本木ヒルズヒルズの映画館でアレクサンドル.アジャの「ピラニア3D」をみることにした。
六本木の街はなんとなくいけ好かない雰囲気で(メディアのせいか、単に虫の居所が悪かったのかわからない)、無愛想な店員の態度に思わず怒鳴つけそうになった。すごく、よくないよなあ。
劇場は有名だけあってピラニアのようなB級品でも、地元のシネコンの大作並の広さで上映していて嬉しい。
内容は…最高だった!モンスターパニック!スプラッタ!肉片がドカドカ3Dで向かってくる!ジョーズのサメ博士が出てきてジョーズの歌を歌ってた。
気分が晴れ、映画館を後にしてヒルズの階段を降りていたら、目の前で老女がいきなり倒れた、というか転んで動かなくなった。いきなりのことに暫く唖然としていたように思う、が慌てて近寄って大丈夫かと聞くとすごくつらそうな顔で痛いという、えらいことになった、とマジで血の気が引いた。
本当に幸いなことにすぐ痛みもひいたらしく、手をかしてくれというから反応みながら起こした、骨は大丈夫みたいだ。本人希望で救急車呼ぶことに。
来るあいだにかなり回復したみたいでほっとした。名前を聞かれ、名乗る程の者ではないといいたくてそう言ったが最終的には名乗った。
ものすごく感謝されたが、恥ずかしくてもごもごいった(そりゃ至近距離でお年寄りが突然たおれたら誰だって驚く+何とかするだろう)。
帰り、考えた。映画館ではピラニアが人を踊り食いしているときに心で喝采を送っていた心と、 その後老女を何とかしなきゃ、という心は、全く性質が別のものだ。
天候のせいだろう、ここ暫く落ち着かず、心の喜怒哀楽がひどく敏感だったように思う。更にそのことを非常に冷静に分析する別の気持ちがあって困惑し、少し疲れた。
水と油がケンカしながら心に同居しているような、そんな感じだ。
ただ今回のピラニアと老女の件で、相反する自分の心が同居しても、まあいいんじゃないかな、と思った。というか感じた。
弧狸禅かもしれないが、そうだとしても次の打開策はあると、思う。
ピラニアは自分の腕が機関銃だったらとか、信長になりたいとか思ったとき観ると癒やされる素晴らしい映画だ。DVD輸入して買おうかしら


