とはいえ、お墓参りにはいかないので
自宅で、心の中でてを合わせるにとどまってしまう
我が家のお盆。
私の側の、お墓詣りの場所は
よっぽど気合をいれて今年はいくぞ！！と決めておかないと
いけないような、四国の正真正銘の山の中にあるために
もう、ここ30年くらいいっていません
夫の方は、車で1時間もしないところにあるのですが
肝心の夫が、自分の家の墓石のある場所を把握してないうえに
お墓参りのために、帰省するのを、
なんでそんなに？？
と思うくらいに嫌がるので
この時期は、だいたい自宅にいて
お盆の間だけしつらえた仮の仏壇的な場所で
私がお線香あげて手を合わせる程度しかしていません。
お墓参りなんかしたところで意味がない
というのが、夫の考えのようなのですが。
暑い中、めんどくさい、という本音もあるようで。
でも、毎回そういった回答がくると
じゃぁ、今君がここにいるのは、誰のおかげなんだい？？
といつも思うのです。
祖父母より以前の親戚ともなると
見たことも会ったこともない人ばっかりだから
他人と変わらない感覚になるんでしょうけども。
命をずっと繋いできてくれたご先祖さまがいるから
今、自分自身もここに存在できているので。
会ったことがなくても、命をつないでくれたことに
感謝の気持ちを、年に1度のお盆の時期だけでも
見せた方がいいのじゃないかなと思います。
ネイティブたちは、地下の世界に、亡くなったご先祖様たちがいて
私たち、現世にいきる子孫を見守ってくれているという
考え方があります。
地に足をつけた生き方・考え方、というものが現実的な
生き方とするのならば、ご先祖さまに感謝や敬う気持ち
というものを、持たないと、うまく地に足をつけた生き方も
できないのではないのかな、と思うのです。
実際、夫がなかなか仕事で芽が出ないのも、
「今時、墓参りなんて」
という考えというか、態度というか、それを変えようとしないせいも
あるのではないかなと思っています。
というのも、一度、彼のおばあちゃんが亡くなって最初のお彼岸の時に、
『いった方がいい！』
と無理やり連れて行ったあと、ちょっとだけ仕事関係で報われた出来事が
起こったので。
ただ、その後、結局元の「お墓参りなんかどうでもいい」に戻ってしまったので
苦労再びになってしまってるのですが(^-^;
なので、お盆やお彼岸の時期には
できる限り、お墓にも行って、見守ってくれているご先祖さまに
気持ちを向けてみることも大事なことじゃないかなと思いますので
お墓参りに行ける方は、ぜひ、行ってくださいませ。
きっと、うまくいかない何かが、ちょっとうまくいくように
なると思うのです。
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