奥多摩フィッシングセンターで素敵な出会いをご堪能したあとは、早目に切り上げて場所を川井キャンプ場へと移しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210311/07/wicha/39/cd/j/o1000066414908545874.jpg?caw=800)
それからトトロでも捕まえに行くかのように森へと入って、沢山の木の枝などを拾い集めました。
ある程度火を育てたら、お米を研いで飯盒炊さんのお時間です。
ご飯も炊けたことだし、それでは次は鉄板焼コーナーに移りたいと思います。
鉄板を良く熱してから持ってきたソーセージと舞茸、カボチャを鉄板の上でせっせと焼いていきます。
写真撮っていたら火が通り過ぎて、あっという間にミデアム状態になってしまいました。
一旦火から外し予熱でとかは全部省略!
それでも流石はヒレ肉、多少焼き過ぎても全然柔らかいし、溢れんばかりの『肉汁』と言う名のジュレが口の中いっぱいにジュワリと広がります。
相変わらず隣の宴会場からは女子ふたりのトークが盛り上がりをみせていました。彼女たちはトークショーを繰り広げながら、物凄い勢いで料理を食べまくって、太田胃散が今か今かと待ち構えているようなご状況でした。
『パンシ論』を唱える液キャベや海老反りするソルマックなどもスタンバっていました。
けれどもひとりの女子キャンパーの「私、婚期が遅れるかもしれないって言われたんだよね〜
?」との一言から、トークショーは思わぬ展開へと発展するのでした。
「浩一じゃ駄目なの?」
「う〜ん、浩一はさ・・・?」
「良いやつなんだけどね?」
「男としては全然見れないんだよね〜?」
「そだねぇ〜?」
アハハハハ・・・♪♫
僕は思わず『等身大パネル』をまるごと焚き火の中に投げ棄てました。
レアモノの『等身大パネル』は等身大の微笑みを僕に向けて、最後は「アイルビーバック」と語り掛けているご様子でした。
「そういえば浩一、今何してるかなぁ?」
「もう、止めてよぉ〜♡」
アハハハハ〜・・♫
僕は日本の何処かに住んでいる男としては見れない浩一さんのことをそっと想いました。それから僕の横で宴会を開いているキャンプ女子の婚期が遅れないように、浩一さんには是非とも頑張って欲しいと等身大のエールを贈りました。
こうして僕はお隣さんの婚期をご心配しながら、焚き火の前でビールをグビグビと嗜むのでした。
香るエール、最高♡
to be continued・・・