前回の講義ではホタルイカについて歴史的見地から考察を進めていきましたが、その中で最も特質されるべき事柄が『迫害』ということでした。
ここまでは前回の記事で既に皆さんにとっては承知の事実ですよね?
ここまでは烏賊ぁ~い?
(はぁ~~~い♪)
では話を進めることにしましょう。
カンブリア期に南米でイカの元祖先的な生物が誕生して、そのときからイカ達の迫害の歴史が幕を開けたのです。
ただイカ達もこの如何ともしがたい状況を指をくわえて見ているだけではありませんでした。
どんな迫害を受けても耐え続けたイカが現れ始めたのです。
・・・・
「ねぇ?」
「なに?パパ・・・」
「ホタルイカはどうして光るのか知ってる?」
「蛍光の液体が入っているからでしょ?」
「そうだ!!」
「求愛行動だよね?」
「うんうん!そういうことが世間一般に知られていることはもちろん知っているけど、パパがこれから話すことはもっと根本的なことだからね?」
「パパ、どういうことなの??」
「ホタルイカは最初から光っていたわけではないってことさ・・・」
「えっ?本当??」
「本当だとも!」
「『ホタルイカは元々は光らなかった!』、このお話はこの事実を元に展開されているってことなんだよ?」
「富山湾には『氷見の寒ブリ』と呼ばれる最強のブリ達が勢力を拡大して、イカたちを迫害していたのは知ってるよね?」
「うん!」
「その氷見で勢力を拡大していた豪族のブリ達の中で、もっとも勢力を拡大していたのが女王、氷見子・・・」
「氷見子は『卑弥呼』のハイヒールを履いて、「女王様とお呼び!」、「女王様とお呼び!!」とイカたちを必要以上に迫害したんだ!」
「こうした中、イカたちは戦いの中から徐々に強い戦士たちが生まれていったんだ・・・」
「立ち上がる度にどんどん強くなっていったんだよ?」
「そして厳しい修行と戦いの中で、イカの怒りが頂点に達した時・・・」
「ゴクッ・・・」
「オラ、もう怒ったぞぉぉぉ~~!!」
「うぉぉぉぉぉ~~ぉぉおおお!!!」
「あぁぁ~~がぁぁ~~ぐぐぐぅ~!!」
ゴォゴォォォオ~ゴォォォ~~ォォオ・・・
ゴォォォ~~ォォオ~~~~ォォオ~~・・
「ああぁぁぁ~~~ぁぁああ~!!」
ポッ♪
「なっ、なんとぉ~・・・」
「全身が黄金色に光輝いたんだ!!」
あたかもスーパーサイヤ人のように・・・
「おい!悟空、おまえ・・・」
「ついに伝説のスーパーサイヤ人になったんだな?!」
「ああ!ツルリン・・・」
「イカ仙人のじっちゃんにも報告だな?」
「おい!悟空、俺みたいにハゲでもスーパーサイヤ人になれるのか?」
「つっ、つ・・・ツルリン・・」
「なっ、なんだ悟空??」
「なれるさ!ぜってぇ~なれる!」
「ツルリン・・・」
「トゥギャザーしようぜぇ♪」
これは有史以前の実話なのです。
(おしまい)
【参考文献】
1.『南米とイカ達への迫害』
p157.7行目
つまり南米ではイカを迫害することが盛んになりました。そうしたイカを邪魔者扱いして、迫害する風習は人々にも受け継がれました。そうした人々によって作られた国こそが『邪魔烏賊』なのであります。
2.『海の魚釣り大全』
p354.12行目
ブリを釣るときに最も威力を発揮する餌はイカなのです。それは前カンブリア期に如何わしい行為をしていたイカを発見したブリたちがオカンムリ状態になり迫害した歴史からも至極当然のことです。特にブリがイカたちを冷笑的に迫害した時代を『寒鰤亜期』という。