8月13日(月)の立山は朝から雨模様でした。



チングルマの綿毛がポワポワと濡れていらっしゃいました。










天気が良ければ本当は眺望の良い大日岳に登ろうとしていましたが、天気が悪いので3秒後には登山を中止にしました。


ワイフに直ぐに確認を取り、周辺探索と温泉巡りでもしようと提案しました。


この日はお友達になった姉妹たちのご家族は帰宅予定の日で、室堂までの道程を僕達ファミリーが見送る形となりました。












この日は雨で絶景の中での登山も出来ずに、僕はとても残念な気持ちになりました。


けれども立山三山を擁するカール地形の名前が、『山崎カール』だと知ったときは血が騒ぎ立てました。











次回は是非、この壮大な山崎カールの中心で、山崎製パンを食べてやろうと思いました。

それから山崎カールにいるキャンパーさんたちと『山崎パン祭り』を開催しているシーンを想像しました。



「324番の札をお持ちの方、白いお皿当たりましたぁ~!!」


「昔、このお皿を手放したことがあるんです・・・」


「実に2年振りの再会に山・・」



「山崎、ありがとう!!」


「わぁぁぁ~~♪」(*’ω’ノノ゙☆パチパチ



・・・・







そんな妄想の癖が凄い僕を差し置いて、Rukiは小さな少女が雨で滑らないように手を繋いであげていました。















最後にお子達4人で記念撮影を撮って、
姉妹たちご家族と別れを告げました。



そんなこんなで、やっと『ホテル立山』へ戻ってきたのでした。










ここホテル立山はアルペンルートの拠点になっていて、ホテルの地下がトロリーバスの発着駅になっているのです。


美女平からやってくる美女達を乗せたバスのターミナルにもなっていて、夜行バスでやってきた僕らもここからスタートしたのでした。



まず僕達ファミリーは美味しい珈琲とスイーツをワイフガ欲していたので、ホテルのラウンジに行きました。


けれども入口には沢山の待ち人で溢れていました。








待つのが嫌いなワイフは残念がって直ぐに店を後にしましたが、順番待ちの紙があるのを見つけた僕はこっそりと名前を記載しました。




それからホテル立山に隣接した『立山ビジターセンター』へご訪問してみました。










ビジターセンターでは雷鳥や立山曼荼羅などの山岳信仰の歴史や山野草などについて学びました。




頃合いを見計らってホテル立山の喫茶店『りんどう』に入りました。


そういうわけで僕達ファミリーは巨大なダムを彷彿とさせる『黒部ダムシフォンケーキ』の大絶景を眺めました。


僕は立山の湧水で淹れた水出しコーヒーを銅製のマグカップで飲みながら、実に素晴らしい眺望だと思わず頷きました。












お紅茶やチーズケーキなども食べて、ワイフも大満足でした。









それから何故かお茶をした後に昼飯をオーターする意味不明な家族がいらっしゃいました。


ランチタイムには少し早かったので先にコーヒーや紅茶を頼みました。けれどもメニューを眺めた僕らは全員一致で牛フィレ肉のプレートが脳裏に焼き付いて離れなくなっていたのであります。









以前に宿泊したこともあるホテル立山ですが、昔と比べて大分古くなっていました。懐かしい水出しコーヒーや美味しいビフテキも食べれて、やはりなかなか良いホテルだと思いました。



その後、僕達ファミリーは周辺のホテルや山荘などを散策しました。











『おいしい水100選』にも選ばれている立山玉殿の湧水にも立ち寄りました。












ひしゃくで水を汲んでいると、「お兄ちゃん?何か下にお金が沢山落ちてるよ?!」とwichaが突然叫びました。

それからwichaはひしゃくで水の底にあるお金をがむしゃらに掬い始めました。


「凄いよ?お兄ちゃん??」


「お金がこんなに入ったよ?!」



「スゲェ~!今度はこんなに沢山・・・」










いつだって子供は突然、何をし出すか分かりません。速攻でwichaを叱りつけて、そそくさと水場を後にしました。


それから来た道を戻って『みくりが池温泉』へやってきました。










ここは『日本一高所にある温泉』というこで有名な温泉で、昨日と一昨日行った『雷鳥荘』等の地獄谷とは少し泉質が異なります。


日本一標高の高い場所にあるみくりが池温泉では、白濁したシルクのような温泉を楽しめるのです。


真っ白な透き通るほど肌の美しいひとりの男は、お爺さんとリスナー、それからアメブロ・フォロアーの皆さん方に注意深く言い聞かせました。















「たとえ・・・・」


「どんなことがあっても」



「絶対に中を覗かないでください。」



「絶対に、ですから・・・ね?」







to be continued・・・