4月30日(日)は縛られ地蔵様をお参りした後は、都会の水郷『水元公園』へ向かいました。
僕らはハルシオンの咲く緑の草原を歩きました。

すっかり新緑の季節となった水元公園もあと1ヶ月も経たないうちに花菖蒲の咲き誇る1年で最も美しい季節になることでしょう。

今回の目的は都内のヘラブナ釣りの老舗釣り場と名高い『水元公園』で、のっこみベラを釣り上げるというmissionをコンプリートすることです。
僕らはベテランのヘラ師に挟まれるような形で釣り座を構えました。

現地で仕掛けを作り『上針トントン』の基本の底の釣りで浮きの調整を行ない、今回はじゃみアタリを減らすために『両グル』で勝負です。

ヘラブナ釣りは基本は同じところへ毎回餌を打ち込み魚を寄せることから始まります。
そして段差の2本針の仕掛けの上針にはバラケ餌を付けて魚を寄せて、下針にはグルテンなどの粘り気のある食わせ餌を付けてヘラブナに口を使わせるのであります。
wichaに浮きの餌落ち目盛りがどこかとか、馴染み幅のことやサワリと本アタリの違いなどを解説しました。

解説している傍から釣れちゃいました!

尺クラスのまずまずのヘラブナですが、ヘラ竿はとても柔らかいので強烈な引きに驚きながら魚を釣り上げました。
こうなると俄然、wichaにも闘志がみなぎります。

餌を振り込み、水中に餌が落ちきり
馴染み幅いっぱいまで浮きが沈みます。
それから水中でヘラブナが餌の周りに集り、僅かな水流がヘラ浮きをフワフワと揺らします。
サワリが出始めると次に来る本アタリをとらえるために集中力を高めます。
その刹那・・・ツンッ!
正真正銘の本アタリの一瞬をとらえきることが出来ないwichaは空振りしてしまいます。

そんな様子を傍迷惑だと言わんばかりにコブハクチョウは眺めていらっしゃいました。
(おしまい)






