GW初日の朝はGWに相応しいワイフの作った朝食を食べて・・・

それからワイフの洋服を見に有楽町へショッピングに行きました。

何枚かカットソーやスカートやスカンツやガウチョパンツなどを試着しましたが、審査員の目は厳しく通過できた服はありませんでした。
だから気を取り直して焼肉ランチを食べることにしました。

このお店はサラダと沢山のキムチが出てきて

お肉を焼きながらこれらをパクパクと食べました。

焼肉やキムチの匂いをチラつかせながら、今度は冷やかしがてらミッドタウン日比谷へご訪問してみることにしました。
ちょうど日比谷のゴジラも激辛キムチを食べて、気持ち良く炎を吐いていました。

建物の外ではオペラ歌手がペラペラとオペラを歌っていて、ワンダーランドから迷い込んだ緑色のバッター液まみれのタキシードを着たバッタのおじさんみたいなオブジェが至る所に散りばめられていました。

この日も出来て間もないミッドタウン日比谷は大勢の来訪者で賑わい、入るまでには長蛇の列に参列しなければなりませんでした。

その列にはカレーを食べたのか加齢臭のする人や本場のキムチ臭を漂わせる方々や焼肉を食べた人々が並んでいました。

中へ入ると日比谷の中心街と言わんばかりの吹き抜けのエントランスが広がっていました。
「こっ、これが日比谷の中枢か?」
「君達の種族はこんなことも忘れてしまったのかね?」

まさに王家と言わんばかりに巨大な葵の紋所が掲げられていらっしゃいました。

低層棟の最上階は屋上庭園になっていて

屋上からは皇居や日比谷公園などの景色を眺めることだってできました。

けれどもこの日はビル風が強くて、谷に吹く風が止まないかどうかと姫姉様はご心配なされました。
巨大なビルひとつで東京の風の流れは変わってしまい、ヒートアイランド現象の一因になることもあるのです。

結局、お気に入りのドレスが見付からなかったワイフの風向きを変えるために、僕らは丸の内でアフタヌン・ティをしました。

よし、明日は釣りだぞォ・・・
(おしまい)