【新関力】の札幌記念見解 | 芸能 エンタメ なんでもニュース!!

【新関力】の札幌記念見解

夏開催一番の目玉と言えばやはりこの札幌記念です。先日の函館記念勝ち馬トーセンキャプテンの回避は残念ですが、今年も面白いメンバーが揃いました。海外遠征後、緒戦を迎えるマツリダゴッホや春のクラシックを賑わせたマイネルチャールズ、函館記念組のマンハッタンスカイが注目どころになりそうですね。

まずマツリダゴッホですが、札幌芝コースで5F65.9の時計を馬なりで出しました。この動きなら久々を気にする必要はないでしょう。力を出せる仕上がりです。ただ、追い切りでは生ズルい面を調教で見せており、走りに集中力を欠くというか、完全に走る気になっていない点は非常に気になります。たまにポカのある馬ですからその点がどう出るかです。能力は抜けていますから、気ムラな面さえ出なければ中心視できるのですが…。

気配としては、3歳馬マイネルチャールズの方が良いと感じましたよ。春は当時はトモが薄っぺらく非力さが目立ちましたけども、久々の今回はトモに肉がついていい馬体になって帰ってきましたよ。札幌芝コースで5F61.9なら動きとしては合格点を与えられます。太め感もありませんし、動きも力強くなっていますので古馬との力差はまだあると思いますが、勝負になっていいと私は思います。陣営は「メドの立つ競馬をしてほしい」と慎重な姿勢だったのは意外でしたけども。

それと函館記念組ではタスカータソルテは引き続き好調ですよ。使い詰めですが歩様は柔らかいですし、最終追いも函館Wで5F65.7ならほぼ万全とみていいでしょう。陣営も「ここでもやれる」と強気ですし、この動きから軽視はできません。マンハッタンスカイも体調は上がってますね。調子のいい時は煩いくらいの気合い乗りを見せる馬ですが、今朝はしっかりそれが確認できましたよ。黒鹿毛の馬体はピカピカで、キビキビとした脚さばきが目につきました。

他に気になったところでは、引っ掛かる位の行きっぷりが戻ってきたコンゴウリキシオー、いつになく調教で動いたシルクフェイマスが気になりましたが決め手には欠けます。やはり最終的なポイントは、完調ではないマツリダゴッホに対してほかの馬がどういった競馬をするかでしょうね。私の見解は以上となります.