何気なく発したことば1つで人は人を幸せな気持ちにすることもあるし、反対に深く心を傷つけることもある。
私は、言葉の使い方について考えることが多い方だと思う。またいろんな方言を知ることは楽しいと思っている。
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岸辺みどりは、ある出版社の辞書「大渡海」の編集部へ配属された。そこは辞書を作るために膨大な時間と努力を惜しまない (こう言っちゃ悪いが)変わり者の集まりだった。みどりはそんな人たちに囲まれ触発されながら、自身も辞書作りの大切さとおもしろさに目覚める。
「大渡海」が完成するまでの辞書編集部員の奮闘記。
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言葉について考えることが出てくるこの番組を、私は毎回興味深く見ている。
◆ 知らなかったな。「からかう」にそんな意味があったなんて!
= 3月17日(日)放送 第5回から =
こどもの頃、みどりは母を喜ばせようと、母の誕生日にナイショで母の店(美容院)を思いっきり飾りつけた。母の店が山梨にあるというのがミソ。
「(この飾り付けは)みどりちゃんが?」と聞かれた母はこう答えた。
「あのコ、いつもからかって」
物陰で母の言葉を聞いていた(こどもの頃の)みどりは大変なショックを受けた。
「私、からかってなんかいない…」
この時からみどりは母に対してわだかまりを持つようになった。ほんとは自分のことを好きでいてほしいのに…。母は自分のことが好きじゃないんだ。
大人になった今のみどりが
辞書で「からかう」をひいてみたら
これはそれまでみどりが(私も)知っていた「からかう」の意味。
「からかう」には、ほかにこんな意味もあった。
[方言] 山梨では、「手を尽くす」という意味でも使う。
母はこちらの意味で「からかう」を使っていたんだ!と気づいたみどりは、
走って走って母に会いに行った。
長年のわだかまりがとけ幸せなふたり。
ことばの海を渡る舟
今晩の放送では、どんな風に話が展開するんだろうか、楽しみにしている。
山梨のブロともさんとも話しができたらいいな。
ほな、
まったね〜
( ̄∇ ̄)/