坂本龍馬
( 1836.1.3 - 1867.12.10 )
幕末の日本で活躍し、今でも人気バツグンの坂本龍馬。

1月5日(土)、
龍馬暗殺の謎に迫る番組がありました。


(以上、画像お借りしました。)

歴史学者の磯田道史さんが解説者として出演されていたので信憑性が高いと思い、
興味津津 (๑・̑◡・̑๑) 興味深く楽しく見ました。

龍馬は京都の近江屋で暗殺されたのですが、その1年10ヶ月前には寺田屋で襲撃され、九死に一生を得る大怪我をしていたのでした。

そんなことがあったにもかかわらず、磯田さんによると、龍馬はお気楽な性格で、暗殺前にも油断していたと思われます。
龍馬のおおっぴらな言動から、その予定が刺客にはバレバレで、相手からするとこの日この時と狙いを定めての襲撃、暗殺だったみたいです。

龍馬を暗殺したのは誰か、諸説あるようですが、京都見廻組説が有力だとか。

襲撃に際し、見廻組は龍馬のいる部屋の間取りも把握していて、狭い部屋でも確実に立ち回れるよう短い刀を準備して行ったそう。
前にほかの番組でも見たことがありますが、反撃しようとした龍馬の刀は長く、部屋の梁かどこかにぶつかってうまく使えなかったのではなかったかな。

見廻組はスムーズに龍馬のいる2階の部屋に上がれるよう、偽の名刺まで用意して行ったので、刀のこともあり龍馬は反撃する間もなく脳天を斬りつけられ、ほとんど瞬殺されたようです。

「ほたえなや!」
見廻組が近江屋に入ってきた時、(暗殺される直前に) 階下の物音に対して龍馬はこう言ったそうです。
この言葉からも龍馬が油断していたのがわかる気がします。

私のふるさと大阪で「ほたえる」は今ではほとんど使われていないようですが、以前は使われていました。
「ドタバタ音を立ててふざける、とか、はしゃぐ」という意味で、主に子どもたちに対して使われていました。
子どもたちがドタバタ遊んでいると「ほたえな!」と怒られたりね。

だから龍馬は恐ろしい刺客がやってきたとは全く思っていなかったと察することができます。
今回の番組で「ほたえなや!」は「騒ぐな!」と注釈がついていましたが、声だけではなくドタバタに「ほたえる」は使っていたのです。

「ほたえる」はどこの方言?
龍馬が使っていたので、土佐では使っていたのでしょう。
私も知っているので大阪でも。
と、この話をプールでしたら、長崎の人も知っていると言ったので、ちょっとびっくりしました。
ということは、大河ドラマ「龍馬伝」で龍馬を演じられた福山雅治さんも龍馬役をする前から「ほたえる」を知ってはったかもね。

「ほたえる」は西日本の、それも少し古い日本語なのかな。
みんな、知ってる?使ってる?

坂本龍馬暗殺についての話でした。
長くなりました。

ほな、
まったね〜
(・∀・)/