お料理教室の先生対象のイベントにお誘いいただき、行って参りました。
秋葉原駅近くを流れる神田川・・・
水面を渡る風はもうヒンヤリとして秋を感じます。
その近くに貝印の本社があり、今日の会場はそこでした。
岐阜の野菜と ホテルグランドパレスの総料理長のコラボ。
綺麗なキッチンスタジオは、まるで舞台のようですね。
普段は見られる側なので、ついつい真剣に見ちゃいます
生徒さんは意外と手元より、姿勢やテンポを見ているのかもしれません。
ホテルのお料理だとフォンドボゥとかを多用し、簡単にはマネ出来ないかも・・・
と思っていましたが、さすがプロですね。
再現できるように、白ワインだけを煮詰めて作るソースなどを教えて頂きました。
絵を描くように綺麗な盛り付け
試食も綺麗に盛り付けられて、うれしくなります。
黒ニンニクのソースが、ビジュアル的にも味的にも良いアクセントになっていました。
この白身のお魚は、川フグと言って今、岐阜の一押しの食材のようです。
本当はナマズだそうですが、身がしまった感じがフグにとても似ているため、
清流で育てられるこの魚に力を注いでるそう。
マリネにしても、テクスチャーがとてもしっかりとして弾力がありました。
岐阜県産の野菜を中心に作られた焼き野菜のマリネ とカチョカバロ
ソースに使われたのは・・・
カンコワイヨットという珍しい液体のチーズ
滑らかでとても美味しかった
黒いお皿に白いチーズのソースが映えて綺麗です
ひょうたん型をしたすくなかぼちゃや、アキシマササゲなど珍しい野菜も
試食できて良かったのですが、一番の収穫は椎茸の美味しさの開眼でしょうか?
手間暇がかかる為、原木で作られる椎茸はわずか1%だそうです。
でも、やはり味も舌触りも全く違います。
会場いっぱいに広がる香りは、日本人なら心を揺さぶられちゃいます
玉麦のリゾットも、冷めてもプチプチとした舌触りが愉快です。
試食といってもしっかりと1人前はありますね・・・
でもお皿によってもイメージが違いますね。
ぷりぷりのホタテが、中はレア状態で甘い
これからの季節、ココット焼きは簡単で重宝しそうなレシピです。
野菜も可愛く形が整えてあるところが、シェフ料理の繊細なところですね。
他にもたくさんの試食が有ったり、生産者の方とお話しできて
豊かな時間を過ごすことができました。
干し椎茸も、お湯や砂糖で戻すと、確かに早く柔らかくはなるそうですが
風味は半減する・・・なるほど・・・確かにそうですね。
丁寧にすればやはり美味しさも違う・・・
時間の短縮だけが大事なことではないこと・・・思い出せました。(o^-')b
どのレシピも参考になり、大切にしようと思います。
そしてご紹介いただいた方々も素敵な人ばかりで、
外に出る大切さも痛感しました。
さて、私のお料理教室も何かチャレンジしてみようかしら・・・
ふふふ