テレビというメディアは(私にとって)そんなに重要だろうか。ひょんな疑問からついこの間「地上波テレビ」をやめたついでに、BSとCSも合わせて「5チャンネル」までにしてみた。テニス中継は外せないので「WOWOWプライムとライブ」、「GAORA」の3つは確定、あと2つは「BS11」(アニメ)、「D-ライフ」(海外ドラマ)に決めた。長年「より多くのチャンネルが見られる=快適なテレビライフ」だと思ってきたが、今では違う。地上波を見なくなったらテレビ依存度が急激に下がってしまったからだ。(地上波テレビを見ることで奪われていた時間を取り戻したとも言えるだろう。)まあテレビ断ちまでする勇気はないが、テレビとの接し方をちょっとマイナーチェンジしたくなったのだ。タイムシフト・レコーダーを使えば驚く程の長時間録画が可能な現在において、その流れにあえて逆らいテレビを制限する試みは成功か、はたまた大失敗か。私自身、この大胆な(?)実験の経過と結果が楽しみだ。


 昨晩行われた男子テニス国別対抗戦「デビス杯」の準決勝で、スイスがイタリアを(3-1)で下し決勝に進出した。しかし、アンチテニス主義のこの国ではその試合を生中継するテレビ局は1つもなかった。お金を出しても満足にテニス中継が楽しめない国なんてやっぱり不幸だねえ。それに、見ている人を幸せにできないテレビがあってもいいのだろうか。