イチローが何本ヒットを打ったかなんて世界的には何の影響力もないどうでもいいニュースで、そんなローカルニュースを取り上げるのはせいぜい珍球技発祥国のアメリカとバカなこの国だけだろう。ゴルフやテニスの4大大会で優勝するとか、サッカーW杯を制するのとはまるで次元の違う話である。いくら日本人が得意だからといって、こんなどマイナー珍球技を礼賛するのは無意味だ。国内が混乱しているシリアやエジプトよりかは幾分住みやすいかも知れないが、スポーツに関しては今でもワースト国である。子供の頃からどうでもいい珍球技をしつこいタダテレビの洗脳でメジャーな球技だと無理やり信じ込まされ、大人になってもそう思っているなんて悲劇でしかない。野球が子供の教育にいいって?そんなはずないだろう。真面目に何年間やってもレギュラーになれない子供の気持ちを考えてみろ。つまらない劣等感と自己否定しか残らないに決まっている。これぞ「百害あって一利なし」を証明する悪いスポーツの典型だろう。

 「嫌なものは嫌」とデモに参加するエジプトの人々の方がまだマシなのはハッキリしている。野球はメディア側が垂れ流す公害スポーツである。私自身は甚だ迷惑している。そう思う人が他にもいるなら声を上げるべきだ。「野球はもう要りません。中継なんて今日から止めてください」とNHKの勧誘員同様、きっぱり断ればいい。こんな性質(タチ)の悪いシステムに取り込まれないでいるにはそれしかないだろう。