雑感・それぞれ | whytyのブログ

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一週間ぶりにキッチンに立ち扉を開けて見る。砂糖ケースは程よく満たされ、塩も補充されており、簡易ダシも補充されている。冷蔵庫にはメニュー料理が食べられない人の単品材料がいろいろと補充されている。少なくなったお酢も新品が隣に置いて在る。こうしたルーチン以外の気遣いにありがとうと独り言をつぶやくが、概してしている人はそのことを語らないし習慣として徳を身につけている職員もいる。だから僕のようにしていない者だけが気づく。

 

当番で料理を作ることは、職員それぞれの生活習慣の違いや生きて来たプロセスの違いから味も技量も得意分野も異なり、利用者に提供される料理の全てがホワイティー総体の味となる。上手い下手、得意苦手もあるかも知れないが、料理には利用者への職員のそれぞれの想いが詰まっており料理を包む全体の風景は楽しいものであり、当番制の良い所である。

 

好きなもの嫌いなものを聞く会話から、次は何が食べたい、スーパーの広告を見ながら高い安い、これはお得な買い物だから買って来てとの井戸端会議、本日限り御一人様百円の砂糖には数名の職員が出動する。切り身198円のシャケが100円の日も周りから指示が出る。普段の値段の半額の時もしかり。

 

昔の得意な料理は何?これ一緒に作ろうか、毎日洗い物していたの?手伝って、故郷の名物は何?鮎の塩焼きが美味しかった、そうか鮎が好物なんだ、(横から私は川魚が嫌い)琵琶湖の子鮎は遡上しない琵琶湖しか生息しない固有種で今が旬、もうすぐ土用の丑の日、ウナギは高いからね、ひつまぶしで堪忍してね等々、会話が尽きることはない。

 

リーダーは職員が考えたメニューを1週間分取りまとめて調整と、バランスを考えて微調整を行う。スーパーのお買い得で購入したものからメニューを決めることもある。印刷された献立表が連絡袋に入れられて家庭に届く。献立表のメモ欄には季節のメッセージが書かれてある。平凡であるが同じことが積み重なれて過ぎて行く。そしてその積み重ねは1年になり2年になる。それが生活だと思う。日々の生活の中には苦しみや悲しみもあるけど、誰かの笑顔や愛する人の仕草、何気ない心遣いで救われて又楽しくなる。デイには利用者の数だけの生活があり、そしてそれぞれに大切な人生が宝のように深く埋もれている。

 

思い出した。夫婦喧嘩をして仲直りをしたい時は、いつも換気扇の掃除をしていた。何回位掃除したかなー。換気扇と風呂の排水溝の掃除だけは苦手だと知っていたのでこれはインチキである。何気なく次の調理をする人に使い易くする気遣いとは大違いである。しかし共同でする仕事においてこのような気遣いは潤滑油のように人との関係を滑らかに柔らかにする。送迎車の給油、消毒液、紙タオルの補充、植木の水、雨の翌日の玄関掃除、車の洗車等も環境整備以外の日は気付く人がしている。爺も真似をして包丁を研ぐくらいはしなくては肩身が狭くなると感じた日でした。