両顎手術後にいびきをかくようになる理由
こんにちは。ワイ口腔顎顔面外科の代表院長、イ・ソクジェです。本日は、両顎手術後に現れる副作用に関する誤解について、真実をお伝えしたく、私が直接少し文章を書いてみようと思います。
両顎手術の後に、睡眠時のいびき症状が出るようになったとおっしゃる方がいらっしゃいます。いびきが非常に大きく、同居するご家族の睡眠を妨げるだけでなく、ご本人も睡眠中の不快感により熟睡ができず、睡眠の質が低下してしまうことがあります。
睡眠の妨げが続くと慢性的な疲労につながる可能性があるため、適切な対処が必要になります。
両顎手術は、外見の変化だけでなく、本来は不正咬合、咀嚼、発音などの機能を改善するための手術です。そのために上下の顎を矯正する手術であり、顔面骨を扱う口腔顎顔面外科で行うことができます。
両顎手術は上顎と下顎の骨を分離し、それを正常な位置に再び合わせる手術です。骨を切除・移動させる手術であるため難易度が高く、神経損傷のリスクもあることから、臨床経験が豊富な専門医により行うことが重要です。また、まず自分にとって本当に必要な手術なのかを十分なカウンセリングを受けた上で判断することが大切です。
両顎手術後のいびきは、一時的に現れることがあります。手術後は腫れが強くなるため、この時期は気道が一時的に狭くなり、いびきの症状が出ることがあります。これは時間の経過とともに腫れが引いていくことで改善されることが多く、副作用とまでは言いにくいものです。
また、上顎の移動方向によっても個人差がはっきりと出る場合があります。
もし両顎手術後にいびきの症状が生じた場合は、執刀医に相談した上で対応方法を検討されることをおすすめします。
もう一つ、両顎手術後の副作用として誤解されやすいものに「鼻が広がる」というものがあります。しかし医学的に言えば、「鼻が広がる」というよりも「鼻の形が変化する」と表現する方が正確です。
両顎手術では骨の移動だけでなく、その周囲の軟部組織にも変化が生じるため、それに伴って鼻の形にも変化が現れることがあります。
両顎手術後にいびきを経験している場合、長期間放置すると睡眠時無呼吸症候群へとつながる可能性もあるため、執刀医と相談したうえで適切な対応を取ることが必要です。
いびきが繰り返される場合には、記憶力の低下、喉や扁桃の痛み、十分な睡眠が取れないことによる倦怠感、さらには顎骨や顔貌の変化など、さまざまな問題が生じる可能性があります。
一方で、いびきが強い場合には、相談のうえ気道を拡大するための両顎手術を検討することも可能です。気道が狭くなる原因が、もし顎なしにある場合には、下顎を前方へ移動させることで気道を広げ、いびきの改善を図ることができます。
また、不正咬合が原因となっている場合には、口ゴボの手術や上下顎前方移動術などを行うことで、気道を拡大すると同時に不正咬合の改善も期待できます。
これらの手術は、顎の機能回復だけでなく、外見の変化にも良い影響を与える可能性があるため、参考にしてみてください。
両顎手術後に生じる可能性のある問題点は、患者ごとに異なり、その内容も多岐にわたります。
このような場合は、一人で悩まず、手術を担当した医師に相談するか、口腔顎顔面外科を受診して検査を受けることが重要です。そのうえで、問題の原因を正確に把握し、それに応じた治療方針を立てて対応していくことが大切です。







