refrain~人生は重要な選択肢の連続~ | ロリンポ帝国広報局

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ジーク・ハイル!ハイル・ロリンポ!
ロリンポ帝国広報局です!
J-T@ロリンポPの活動に関する記事を
総合してまとめているブログです!








[Episode:J-T]










この前、祖父の家に行ったんだ




祖父の家は僕の家から徒歩3分ほどのところにある




家は近い




近かったんだ…




なのに僕は会わなかった!




会わなかったんだ…




祖父に会うのは半年ぶりぐらいだった




こんなに近くに居るのに




届かなかった…




いや、その手をつかもうなんて思っていなかった




なぜこんなに近くに居るのに




僕はこんなひどいことをしてしまったんだ




祖母は2日に一回ぐらい僕の家に来る




それは当たり前のことのはずだ




ただおかしいのは




なぜ祖母が僕の家に出向いているかだ




普通は逆じゃないだろうか?




なぜ僕が行かない?










ここは、「何かがあった世界」










世界がこんな風に狂ったのは




あの日からだ…




その日、母は泣いた




僕はそれをただ見ていることしかできなかった




父はただ励ますことしかできなかった




僕は祖父母が好きだった




小さい頃から、母と僕は何かと祖父母に固執していた




ほぼ毎日のように祖父母の家にあがった




もちろん、家が近いからそれは簡単だった




だから小さい頃は祖父母の家に居る時間が多かった




その間は僕にとっても至福の時間であったし




僕は進んで祖父母の家に行っていた




毎日のように祖父母の家にあがっては




トランプだの食事だのおやつだの




幼い僕の心を満たしてくれる古き優しさが




僕を包んでくれていた




そうだ




僕らは毎日のように遊んでいたんだ




僕と祖父母はそんなにまで仲が良かったんだ




あの日が来るまでは…




今は、祖母との友好関係は変わっていない




祖母はあの頃からずっと変わっていない




ただ接する場所が変わっただけだ




そう




何かがあったんだ




あの時




僕はその詳細を知らない




この世界は僕からそのことを隠した




だから僕は今も知らない…




仲の良かった僕と母と祖父と祖母




それは一つの関係だけを断って




今も続いている




それが、母と祖父だ




今ここに居る母を生んだのは




まぎれもない、祖父だ




だから勝てるわけがなかったんだ…




僕は弱い




僕は情けない




僕は何もできない




だけど僕がここに居るのは




母がすべて引っ張ってきてくれたからだ




全て母が僕を導いてくれた




母は無敵だった




そんな母の父である祖父に




母は勝てるはずもなかった




当時祖父は入院していた




祖父は何回か入院したことがあるが




全てすぐに正常値に戻り




診断が誤診じゃないのかというくらい




何ともなかった




それは今も変わらない




変わらないものと変わってしまったもの




それがあのときだ




母は父の見舞いに行ったらしい




そして見舞いに行った祖父の病室で




衝撃的な言葉を言われたらしい




それは、母への侮辱だったという




詳しいことは知らない




ただ僕は、祖父がすべて悪いということしか




聞いていなかった










それから母は祖父母の家に一切行かなくなった




あれ以来、母は断固として




その実家の門をくぐらなかった




僕の知っている限り




今もそれは継続中だ




何かがあったんだ




だから世界は狂った




僕は弱すぎるからそのことに気付かない




世界の秘密




それを僕だけが知らなかった








そして、会った祖父




「大きくなったな、半年振りだぞ」




と言った




「うん」




そんなことぐらいしか言えなかった




どうしてこんなに近くに居るのに




こんなにつらい思いをさせてしまったのか




祖父は想像以上に老けていた




僕が知っている幼き頃の祖父は




形を変えてそこに居た




そこには一つの合間を取った




10年間ほどの歳の経過を表していた
















それから僕は成長した




だからこそ、母の考えに全てしたがってきた僕は




気づいたんだ




この世界は母の理想郷なんかじゃない




世界と常識は、自分で作っていくんだ




この世界の秘密を見るためには




縛られない、自分の目で見つめることが必要なんだ




つまり




自分でこの世界を見出す強さが必要なんだ




自分の考えを心に置く、強さが…












だから僕は気付いた




今の状況から抜け出し、世界の秘密を知るには




母を倒すしかない!










「穏やかじゃないなあ」




母が言った




「僕と勝負をしろ」




僕はこんなところで負けない




真っ向から立ち向かうんだ




僕を救ってくれた人




僕を導いてくれた人




なんでも出来て、なんでもしてくれる




無敵の母に




だからこそ、もう頼るわけにはいかない!




母と決着をつけるんだ




勝負はテストの結果となった




「全ては結果だ」




母は言った




もう僕は正直に母の言葉をのまない




冷静に考えてから行動すると決めた




だから母を倒す!




そしてテストが終わった




翌日、僕はテストの返却を待った




ここで、集中して、僕は…




そして




何が僕をこうさせたのか




手には平均点の値が




この世界に存在するかもわからない神は




母に味方をした




そりゃ考えてみればそうだ




僕は何も出来ない




頑張っていない




情けない




家に帰り、そして




僕は焦燥して、母見た










「ふざけるな…」




その一瞬で僕の焦燥は怒張へと変わった








「茶番だああぁぁぁぁぁ――――!!!」








「母ぁぁぁさぁぁぁぁぁぁん!!!」







高らかに叫んだ




そして世界を憎んだ




一番先に動いたのは母だ




母は僕を見ていた




いや、見降ろしていた








Whynews社長J-Tの2・3・11次元を統合しよう!




「コールドゲームだ」







母はそう言った




その様子は神の子キリストを生んだ




聖母マリアの最期の顔のようだった












僕は全てを失った




2度と戻ってこないのに離してしまった














「ああ…」











「うああああああああぁぁぁぁぁぁぁ―――――」












僕は母に勝てなかった




僕は、まだ弱かった
















































【―――こんなところであきらめるのか?】




声がする




【―――お前はこんなところであきらめるのか?】




そうか、僕が強かったら




みんなを救えるかもしれない










次からは…










→[強く生きていく]


  [逃げる]














僕は、どこかの世界で強く生きると誓った…


















からのrefrain!!!







人生は重要な選択肢の連続です




皆さんも冷静になって考えてみましょう










(―――『リトルバスターズ!』より一部引用)