本日、6/1はwhydoublewhy???とも所縁の深いcamifee(秋田/湯沢)が参加のコンピレーションアルバム「Hello!!!vol.3」(いま話題沸騰のFragment主宰レーベル「術の穴」の名物コンピ)の発売日!!
このFragment~術の穴といい、7月のJar-beat recordの噛ます犬の面々といい、そして7/23にツアーサポートをWDW???で行う環ROYもですが、一般的なヒップホップというイメージではなかなか語れない音ではあります。
簡単にいえば、あまり詳しくない知人とかに話してる時に「へー、このjar-beat recordってどんなの?」って聞かれた時に「ヒップホップだよ。うーん、けど一般的なヒップホップじゃなくて~、もっとテクノみたいで~」て、説明に窮してしまい、あげくのはてにはその知人に「よくわかんね!!」「あ、なんか難しいやつね!!」とバッサリ斬られることもしばしば。
そんな音楽をひとまとめで一言にした便利な呼び方が「アブストラクト」。もう、ひと時代前くらいになってしまうんだよなあ。
90年代半ば以降から00年代初頭くらいのヒップホップやクラブミュージックで、カッコいいけど説明に困るものは全部「あれってアブストラクトだよね♪(ちょっと自慢げ)」で済まされたもんです(少し誇張あり)。あ、似たようなのがクラブミュージックとクロスオーバーしたバンド等を乱暴にひとくくりに「音響系」って呼んでたっていうのがあります。
アブストラクト/ABSTRACTって言葉は直訳すると「抽象的」って意味なので、明確な音を示す言葉としてそもそも不向きなんです。
だからメインストリームで流行っているヒップホップに対してのアンチとしての意味の、先鋭音楽としてのヒップホップとして肯定的にとらえる人も多かった記憶もある。
簡単に言うと、田舎のヤンキーの車から聴こえてくる音楽になりさがったヒップホップに対してのアンチというかね。
けれど、「アブストラクト?あれはヒップホップじゃないね!!」って揶揄する、否定的に使われることの多い言葉でもあって。
昔、ブルーハーブを指してライムスターのMummyDが「ミスターアブストラクト」って揶揄して、ちょっとした論議を呼んだこともあったのが、分かりやすい例かな。
(個人的には、このことこそ、ブルーハーブが自らの考えるヒップホップにすごく忠実だったがために独自なスタイルを築きあげ、従来のヒップホップからはヒップホップじゃないって言われて、反面ヒップホップ以外で受け入れられることも多かったっていう状況が生んだ捻れの象徴的な話だと思う。近年の二十代のラッパーがブルーハーブの影響を普通に語るのをみると、実際に「時代は変わった」のだと感慨深い。)
ということで、その言葉の意味の曖昧さ故に、「アブストラクトとは?」を語るのを見れば、その人の音楽観も見えてくるのでは?ということで。
whydoublewhy???関連の人達にアブストラクトとは?というアンケートに答えてもらって、それを毎回紹介しながらアブストラクトと呼ばれる音楽に触れる入り口になればという連載になります(ようやく主旨にたどり着いたなあ)。
☆記念すべき一回目の回答者は7/2の噛ます犬×WDW???をプロデュースしてくれるyellow contemporaryのお二人です。
☆先ずはLybiusからのリリースでも知られ、各所から根強い支持を持つwoodblueからのアンサー。
いちいち納得の内容。
●woodblueの思うアブストラクト
①アブストラクトって好きでか?
A.好きです。
②好きって答えた人→アブストラクトを聴くきっかけは?
A.無職、孤独、寝過ぎて夜に起きた時。
③アブストラクトってどういう音楽をイメージしますか?
A.気持ちが前に進む為に必要な時に一度暗闇に速攻行く為のチルアウト
④貴方にとってのアブストラクト名盤三枚、もしくは三曲!!コメント付きでお願いします。
A. 1.MICROPHONE PAGER/病む街
無職の二十歳時代に何もすることが無かったので、日本語ラップミックスを録音していて一発目がこの曲。
何回も繋ぎを失敗して寝ていても頭の中でしばらく流れていたのを覚えてます。超名曲です。
2.AIM/SAIL (RAE & CHRISTIAN REMIX)
"think"という自身のミックスCDにも収録しておりますが、完全に大都会一人ぼっちサウンド。
3.Dev Large The Eyeinhitae/"TRIP TO EARTH AT 10:00
[D.J. BOBO JAMES MEETS D.R. D.O.I. IN SPACE FUNKAMENTAO 9000] (FAR EAST DEF JUX MIX)"
色々な場面に遭遇する感覚、ヅブヅブとハマります。
⑤貴方の今後の活動予定
A. 今は何もありません。
続いて昨年リリースした全国流通のファーストアルバムが話題を呼んだMABATAKI。独自なスタンスでコンスタントにライブを重ねている姿勢は各所で高い評価を得てるので、良かったらチェックしてみては?
●MABATAKIの思うアブストラクト
Q1、最近はあまり好きではありません。
Q3、作り手の人間性がにじみでる音楽。
Q4、武満 徹/春
すばらしいアルバム!
XENAKIS/nyuyo
天才。
山口 恭範/イリュージョン 世界最高峰のパーカッショ二スト 。
Q5 製作です。
☆今まで以上に需要がないかもしれないこの企画。
めげずにまだまだ続いていきます。


