里帰り出産のための帰国まであと1ヶ月ちょっと。
家のことをほとんど何もわかっていない夫殿のために、
タスクリストの作成に取りかかろうと思っています。
公共料金の支払いとか、
ドライバーさんやメイドさんのお給料の支払いとかね。
今、わが家には2人のメイドさんがいるのですが、
うち一人(Pさん)が超優秀なので、支払い関係以外は、
夫だけでなく彼女にも引継ぎする予定です。
そんな中、
頭を悩ませているのがもう一人のメイドさん(Rさん)。
また~!!
って感じですよね。
私自身も、またかよ~!って思っています。
ぶっちゃけ、メイドさんを雇う意味に疑問を感じます。
Rさんは、人柄もいいし、まじめです。
ある意味、とーってもこの国の人っぽい感じの方。
でも、人柄がよくてまじめだからといって、
能力があるかどうかはまた別問題。
もちろん、人柄が悪くて不真面目よりいいですけど。
そして、いかんせん言語の壁が大きすぎる…。
(英語がガチで全くできません。かといって、
私の現地語では、込み入った会話まではできないし)
わが家で働き始めて3週間ちょっとの昨日になって、
彼女が未だに洗濯機の使い方をマスターしていないことを知り、
がく然としちゃいました…(涙)
お洗濯は、彼女の仕事なんですけどね。
できるメイドPさんが、何度か教えているようなんですが、
覚えてないんですよね…。
(私も、最初に得意の?デモンストレーションしましたよ)
Pさんも自分の仕事(=お掃除)があるので、
そこまで細かくはフォローできないこともあり、教えるより、
自分でやってしまった方が早い的なところもあり。
結局、Pさんのことを頼ってなかなか仕事を覚えないという
悪循環に陥っています。
今日から、朝イチにPさん、Rさん、私の三人でミーティング、
私が言ったことをPさんが通訳し、Rさんがメモを取るという
(もちろん現地語で)スタイルを実践してみることに。
今朝は、三人で洗濯機と電子レンジの使い方をおさらいし、
あとは、私が気づいた点をいくつか指摘、確認しました。
以前から、メモを取るように、と言ってはいたのですが、
こっちの人、いくら言ってもメモ取らないんですよね~~。
でも、実際に書いてもらってみてわかったのですが、
周辺国や同じ所得レベルの国と比べて識字率が高いといわれる
この国でも、書くのはハードルが高いみたいです…。
みんな、どうやって仕事を覚えてるんだろう?
で、ランチのときに、昨晩の残りものを温めなおすのに、
さっそく電子レンジを使ってもらったんですが…
ほんの数時間前にやったことなのに、
もう忘れてしまって、できないんですよ…。
いや、そもそも、
せっかく書いたメモも見ない。
ノート見てね、と言うと、
持ってきて開くけど、全然見ない。
もう一回、ノート見たら?というと、
ようやく見るけど、やっぱり違うボタンを押す。
仕方なく、もう一回操作して見せる。
で、「今度は自分でやってみて」
とやらせてみるけど、やっぱり違うボタンを押す。
・・・。
やって見せてもできない。
ノート書いても見ない。
書いたノート見てもできない。
再びやってみせても、やっぱりできない。
どうしたらいいんでしょうか、
ワタシ?
お手上げです…
帰国までに、産後の体制を整えておくのが目標でしたが、
どこまでいけるかな~。
っていうか、全然だめだろうな…。
とりあえず、この「書いてもらう」作戦で
ここ1~2週間の間は様子を見てみるつもりだったけど、
全く機能しないことが即日判明。
うーーん、雇ってから間もなく1ヶ月、もしかしたら、
いいタイミングなのかもしれない…。
でも、メイドさんをPさん一人だけの体制にして、
私が里帰り中にやめられちゃったりしたら困るしな…。
一人に頼るのは、リスクが高そう。
次の人を探し始めた方がいいかな?
今、Rさんにやってもらって助かっているのは、
・食材の下ごしらえ
食材を洗って、切る。と言っても、切り方とかは、
いちいちデモンストレーションしないとできません。
・食器類の後片付け
・洗濯&アイロン
でも、Pさんのヘルプがないと洗濯機が使えません…。
・お買いもの
次に新しい方を雇うとしたら、
Pさんに今のRさんの仕事をしてもらい、新しい方には、
お掃除をやってもらうつもりです。
実は、PさんとRさんの役割をスイッチすることも
考えて、Pさんとも相談したのですが、Rさんは既に52歳。
ちょっとお掃除は身体的にきついのではと懸念。
はー、悩みます。
全くの余談ですが、Pさんは若くてとても優秀なので、
正直、メイドさんとしてずっとうちで働いてもらうのは
もったいないくらいなんです。
AKBとかじゃないですけど、ゆくゆくは、
彼女の希望に合うような就職先を見つけるお手伝いをして、
メイドさん業を卒業してもらいたいと思っています。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。