12w1d 胎児スクリーニング(初期) | 冷静と情緒不安定のあいだ

冷静と情緒不安定のあいだ

2013年生まれの男の子のママ。40歳、フィリピン・マニラで二人目治療はじめました。


昨日、胎児の初期スクリーニングを受けてきました。


私が今回受けたのは、


・超音波検査
・トリプルマーカーテスト


主にダウン症などの染色体異常の可能性をみるものです。


超音波検査については、産科の医師ではなく、
超音波検査の専門医による診察でした。


普段の診察のように、胎児のサイズを測るだけでなく、


・後部浮腫(3回計測)
・鼻骨
・心拍/心音
・肝機能


なども診て頂きました。


残念ながら、ベビは眠っていたらしく、
タマ夫君は動いている姿を見ることができず…


Dr.は、眠っていてくれた方が、
計測がしやすくていいよ~、と笑っていましたが。


超音波検査の結果は、Low Risk。


血液検査の結果、2つの検査による総合判定結果は、
2週間後にメールで送られてきます。


Dr.の説明によれば、今回の2つの検査(総合)の
Accuracy(正確性)は、約85%とのこと。


つまり、確定診断ではありません。
確定診断のためには、羊水検査を受けるように、
とのことでした。


***


私たちは、「産むこと」を前提に、
染色体異常だけでなく、その他の先天疾患について
事前に把握しておくために、
これらのスクリーニング検査を受けています。


短期的には、どこで産むのか。
中長期的には、どこで子どもを育てるのか。


ということをしっかり考えておきたいからです。


例えば、昨日、日本人Dr.に教えて頂いたのは、
染色体異常ではない先天疾患が事前に見つかった場合、
日本で出産、治療を行えば、新生児対する治療費は、
保険でカバーされるそうです。(知りませんでした…)


夫の会社の保険でこれらが十分にカバーされていなければ、
当然、日本での出産、治療を選ぶことになると思います。


夫も私も、仕事柄、海外での生活が今後も多くなりそうなので、
今後の働き方、人生設計自体を考え直す必要もあるかもしれません。


そして、今後、どうするかについてですが…。


現時点では、今回の検査の総合判定の結果をみて、
ということになると思います。


まだしっかりと夫と話していませんが、私自身は、
検査結果が陰性なら、羊水検査は受けなくていいかな、
と思っています。


そして、陽性の場合は…どうするのかな?


リスクもあるし受けなくていいかな、と思うときもあれば、
確定診断をした方が、しっかり準備できるかなと思ったり。


2つの検査の総合判定では、陽性・陰性の判定だけでなく、
数字(確率)も出てくるとのことでした。


単純に比較することはできないと思いますが、


・染色体異常の確率
・羊水検査のリスク


この両者を比較する、ということも一つの考え方かな、
と思います。


羊水検査のリスクについて、日本では一般的に、
流産の可能性は1/300(0.3%)と言われているようですが、
タイのDr.は、1/100(1%)と説明されるようです。


産むことを前提しているのか、そうでないのかの違いにより
結果に対する解釈は、大きく変わるだろうな、と思います。


「産むこと」が前提といっている自分自身も、
実際の検査結果を見たら、心が揺れるかもしれない。


皆さんおっしゃっていることですが、
夫婦間でしっかり話し合うことが大切だと感じています。


最後まで読んでくださってありがとうございました。