県がR4年7月の「観光統計調査」を

発表しました。

 

 

先ず前提として、

コロナ煽りの余波と

無意味な水際対策強化による

インバウンドが見込めない状況

というのが有ります。

 

ただ、それとは別に

 大分県は「 おんせん県 」

という事がアピール出来ていない

気がしてなりません。

 

 

夏休みに限らず、有名どころは

「うみたまご」

「アフリカンサファリ」

「城島高原ゆうえんち」

といった所でしょうが、

あまり温泉って聞きません。

 

時期的に暑いのもありますが

「 おんせん県 」と謳っている割には

数が少なく、気軽に入れる温泉も

無いような気がします。

 

 

地域的に、九州の東側は

高速も対面通行だし新幹線も無い

といった不遇の地、です。

 

だからこそ、地域力である

「温泉」を前面に出し

アピールしていくべきなのに

そういった気持ちは行政には

無いのかもしれません。

残念です。

 

 

 

少し前の事ですが、別府市の

商店街を歩きました。

寂れてしまい、歩く人も

まばらでした。

 

とあるお店に入ってみると

ご高齢のご夫婦が気さくに

話しかけてくれ、楽しく

お買物が出来ました。

 

その店にいた時は時間が

ゆっくり流れていた気がします。

店内にある商品も非常に

良かったですし、

現金を扱う金庫も

かなり年季の入った

アンティークな物で

良い物を見れました。

 

すごいですねってお伝えすると

結構最近まで算盤で

計算していた事も

教えてくれました。

 

 

温泉に入り、

商店街をゆっくりと散策し

気ままにお店に入って談笑し

気に入ったら買う。

 

そんなゆっくりとした

特別な時間を過ごせる。

 

特性を活かした地域創りや

内外へのアピールを行い

差別化を図れば、徐々に

観光業も回復すると思うのですが。

 

 

AEONやゆめタウン、

トライアルにトップバリュ

ドラッグストア系列のお店ばかりの

何の特性も無い、どこに行っても

一緒なラインナップでは

いずれ飽きられてしまうと

私は考えます。

 

今こそ原点に立ち返っては

どうでしょうか❓