以前読んだ

「 FACT FULNESS 」

を再度読み始めました。

 

 

それほど読書家というわけでは無いですが

この著書は自分自身の考えの参考になった

貴重な一冊です。

 

今の世の中になる前に読んでいたのも

良かったのかもしれません。

 

 

内容は「 10種類の本能 」に関して

それぞれ描写されていますが、

総じて

「 人間は感傷的な事・物 」

を選択してしまう、

魅入ってしまう

そういった傾向にある事が

説明されています。

 

 

あの感染症の事も、

今起きている戦争・紛争の事も

事実に基づき、数値や図を加え

客観的に、俯瞰的に見る事。

そこに歴史も省みながら

考察すれば自ずと分かってくる

はずなんですが

何故か分かっている人は

非常に少ない状況です。

 

とはいえ、この著書も売れているとはいえ

日本国民の全員が読んでいるわけでは

ありません。実際、著者の実験では

様々なドラマチックな事に関する設問を

投げかけても、正解率が非常に低かったと

書いています。

 

という事は、今の置かれている

実情というか現状は成るべくして

成ったのかもしれません。

 

 

多くの人に対して

その違いに気づいて欲しいと

心から願うばかりですが

他社・他者を見ると、

なかなか難しいなと感じます。

 

ただ、それでも諦めませんし

私自身は屈しません。

在るべき事を在るべきように

正しい事は正しいと言い続ける

人間でいれるよう、これからも

努力は続けます。