12月19日に香港にて立法会(議会)議員選挙が行われました。
なんと結果は、定数90に対し
『 親中派🇨🇳 』が【 89議席 】と圧勝でした。
中国の習近平指導部が主導して改変した選挙で、
立候補するには親中派10名の推薦が必要なほか、
中国政府に忠誠を誓う『 愛国者 』と認められる必要があります。
そんな馬鹿げたハードルを課された選挙なので有権者も
意味が無いと思ったのか、投票率は
【 30.2% 】しかありませんでした。
おそらく香港は中国に取り込まれていくのだと思います。
非常に残念です。
この選挙結果を見て、一番問題だと感じるのは、根本的要因である
『 ボトルネック 』へのアプローチ不足、
もしくは無い事だと感じました。
※日本と中国の国家差は一旦別と捉えた上での考えです。
何故そうなったのか、の根源を変えない事にはいつまで経っても
世の中は変わりません。そこで日本の抱える問題を考えた時に
事の重大さや分量で優先順位を決め、対策を講じる必要がありますが
最終的にはどの問題であれ「 決定権限 」をもっている
政府を変えていかなくてはなりません。
という事は政治家を変えなくてはならない。
その為には日本の事を真剣に考える人材が
立候補しなくてはならない。そうすると、
選挙制度を変えるべきだが、現職の政治家に
都合の良い制度を連中が変えるわけない。
となると、セオリー通りでは何も変わらない。
と、なってきます。
すると、明治維新のような日本を揺るがすくらいの何かが無いと
日本は変わらないかもしれません。特に今回抱えている問題は
世界全体の事であり、日本単独では
変化が乏しいかもしれません。
「 考える 」人が増えて欲しいと切に感じました。