先日も自己研鑽の為『 TED 』で様々なプレゼンを見ていると
ブログで書きました。
その中で以前何度か見た事がある、下記プレゼンが履歴に残っていたので
久しぶりに閲覧しました。
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Dan Ariely: ダン・アリエリー
◆ 我々は本当に自分で決めているのか? ◆
https://www.ted.com/talks/dan_ariely_are_we_in_control_of_our_own_decisions
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見終わった後、もう一度最初から見直しました。
何度か見た事あるにもプレゼンにも関わらず二度見した理由が
『 日本だけで無く世界の置かれている状況 』を
如実に表しているように思えたからです。その一例が
🟣 目の錯覚 🟣
幾つかの映像をサンプルに説明されてましたが、
・直感は我々を繰り返し予想通りに欺く
・視覚は我々の最も優れた能力
・脳の大部分が視覚に使われている
・他の何をするより見る事に費やしている
確かに簡単な映像( スライド )でしたが、
私はテーブルの長さは違うように見え、
キューブの色も違うように見えました。
このように人が得意とする視覚において、
予想通り繰り返しミスをするなら
他の感覚においてはどうなのでしょうか❓
視覚における錯覚は、サンプルで使われていた
テーブルやキューブの正確な状態を見せれば
間違いを正せます。では
『 認識の錯覚 』や
『 意思決定の錯覚 』は
どのように正せばいいのでしょうか❓
非常に難しい問題だと思います。
その後、ヨーロッパ各国の臓器提供に関する
用紙記入も例にあげ、説明していました。
最後まで見終わってから感じたというか、教わった事は
・日頃の生活において私達は何事も自分の意志で
行動していると思っている
・しかし実際は臓器提供用紙のように他人の意思でもって
決断や判断している
・なぜなら自分の意思決定に影響を与える何かが
起こるなど考えて生活していない
・他人はそうかもしれないが自分はそんな事は無く
自分自身を制御している感覚がある
・セルフコントロールが出来ていて自ら決定を
下しているという感覚がある
・決定しているという幻影を見ているに過ぎない
その考えを受け入れるのは難しい
その結果、
● 日頃の生活において殆どの事が簡単で、
大した事ではなくてあまり気にもしてなく、
難しく無いと考えている。
でも実際は、とても気にかけていて、
多くの事が難しくて複雑過ぎて
どうしたらいいか分からない。
分からないから何であれ
選ばれている物事を
そのまま受け入れてしまう。
実は人間は自分自身の好みや考えを
よく分かってない。分かっていないからこそ
「 外部の影響を受け易い 」
このように理解しました。
そして、これこそ正に世界中が置かれている
現状や実情だと実感しました。
コロナの事、ワクチンの事、世界経済の事。
分からないからそのまま受け入れて無いでしょうか❓
日本もワクチン接種3回目がスタートするようですが、
そもそも接種前提がおかしく無いでしょうか❓
コロナの性質、ワクチンの成分や接種後の症状
どのメーカーがいいのか、打ったとしたらどうなるのか
どうすればいいのか、何かあったらどうしたらいいのか・・❓
たくさんの「❓」があるはずなのに、
TV報道を鵜呑みにし、分かっている振りをして
他の人の意見を聞かず、実態が難し過ぎて複雑過ぎて
どうしたらいいか分からないから、とりあえず接種するとか
周りの様子を見るとか、○○さんが打ったから自分も
打ってみようかな。
これって結局、自分で意思決定しておらず
外部の影響を多分に受けてますよね。
ワクチン接種の全てにおいて、自分で調べ尽くし
問題無い事を科学的知見において、
高い信頼性を自身で得たから接種する人は
殆どいないと思います。
正にアリエリー教授の言われている
「 我々は本当に自分で決めているのか❓ 」
その通りだと痛烈に感じました。
是非とも多くの人にこのプレゼンを見て頂き
コロナやワクチンに限らず、本当の意味での
意思決定ができるようになるべきだと感じました。
私自身も誤っていないか、
常に確認を怠らないようにします。