昨日、旭川市長選挙が行われました。
結果は『 今津 寛介 』候補が当選しました。
大都市部や知事選挙同様、個人的に注目していた選挙だったのですが、
投票率は【 49.45% 】と非常に低い結果でした。
ある意味、他の選挙と同程度の結果、投票率かもしれませんが、
一番注目していた点は
『 旭川女子中学生いじめ凍死事件 』
が関係しているからです。
このような凄惨な事件があった場合、本来は解決に向かうべく、
当時の市長であった「 西川 将人 氏 」が陣頭指揮を
取るべきですが辞職し国政に転身すると発表しました。
その代替わり選挙として今回行われました。結果は西川氏を国政で公認?予定の
立憲民主党から出馬した候補が「 落選 」
今津氏が『 当選 』しました。
間接的ではあるものの、いじめ事件を放棄して国政に出馬する
西川氏に「 NO 」を突きつけた、そのようにも捉えられます。
※ 個人的には嫌な手法や表現ですが。
先ず結果は安心出来たものの、羽生田文部科学大臣から調査指示が出たぐらいの
事件であり、多くの著名人もこの件に関して意見を述べていました。
人材育成家 加藤 秀視さんも現地入りし、
街宣活動を行っていました。
ただの市長選挙では無かったにも関わらず、投票率が上がらない事に
違和感を覚えます。それほどまでに
『 温度差 』
があるのかと思うと愕然とします。
旭川市民の方々を責めるのではなく、
情報が正しく伝わっているのか?
起きた事件の事だけが問題では無いのが理解されているのか?
選挙にて意思表示ができる事を理解されているのか?
長きに渡り【 どうせ何も変わらない 】と
諦めの気持ちを植え付けられた私達は
一番遠い「 政治 」に関して温度差があります。極端に熱くなる、
冷たくなる必要はなく、適度な状態がベストだと考えます。
お風呂やシャワーと一緒で、適温が気持ちいい。では気持ちのいい
世界にするためには温度を調整できる私達が行動しなくてはならないと思います。
訳のわからない例えになってしまいましたが、今は少し冷めているので
もう少し気持ちと行動を上げていく必要性を感じました。