某手続きで市役所の方と電話で話す事がありました。話しているうちに
噛み合わなくなりイライラしたものの、落ち着いて冷静に対応し
電話は終わりました。私に限った話では無いでしょうが、何故『 役所 』は
『 お役所対応 』と揶揄されるような応対を行う方が多いのでしょうか?
私なりの解釈として「 目的意識 」の『 差 』や『 方向性の違い 』が
大きいのだと思います。例えば、住居の転出入で考えてみると
□ 私達:不慣れでよく分からない。
書いた内容が転出入先と合致しているのか不安。
□ 役所:記入内容が決められた通りに書かれているかが重要。
どこに住むのかとか記入内容が実態に合致しているかは関係無い。
あとは各種手当の支給等に関しても同様です。
□ 私達:生活に必要な資金であり重要な申請。
金額の大小に関わらず必須だから申請に来た。
□ 役所:いくら支払うとかではなく書類に不備が無いかが重要。
生活に必要かどうかも関係無い。
決して役所の方々を否定しているわけでは無いですが、
必要だから来所しているわけで、
必要だから申請しているわけで、
如何にして申請を受理してあげようとか、
如何にして支給してあげようとか、
気持ちが無い事が多い。それが本当に残念です。
これも結局はガバナンスの未徹底、
モチベーションの確立が出来ていない
この2点に尽きると思います。公務員だから、民間だから、関係なく
仕事する事の意義を見出し、リーダーが牽引していく集団で無いと
色々な歪みが生まれるなと切に感じました。