修学度合 | why-not-doing【 西宮 重貴 】のブログ
リモート授業、分散登校、短縮時間割、校内におけるコミュニケーション行為は
原則禁止といった現状で、学生達の修学度合が気になります。
世界で最も賢い国ランキングというのがあり、算定指標は
・ノーベル賞の受賞者数
・国民の平均知能指数(IQ)
・小学生の学習成績
上記3つに基づいて導き出されます。人間的な賢さというよりは
“学力的な賢さ” をランク付けしたようなものです。その結果は、

となってます。
・ノーベル賞の受賞者数が6位
・平均知能指数も6位
・小学生の学習成績が5位
総合順位で1位となってます(2019年結果)。
ゆとり教育などもあり、低下しているかと思いましたがそれ程悪い状態では
無いようです。とはいえ、その後のコロナウイルス蔓延で世界各国同一に
活動が停止し、その中で試行錯誤しながら経済のみならず学問に関しても
努力を行なっています。
今一番心配なのが、時間の絶対数が不足している事、
コミュニケーションが不足し、対人的なスキルが身に付きにくい
環境下に置かれている事です。
勉強に限らず学ぶという事は掛け算なので、時間が不足しているのなら
密度濃く、精度高く実施すれば良いだけです。しかし教員の質が低下していれば
その掛け算の結果は散々たるものになってしまいます。
あとはコミュニケーションも、オンライン上の二次元で接していると
実際に対峙した時にうまく喋れない事も増えてきます。慣れる事が重要なわけで、
スマホしか触った事しか無い世代が、会社等に設置している一般電話を
扱えなかったり、そもそも電話に出れなかったりするのと同様かと思います。
『 直接 』がNGになった現況をしっかりと分析し、
如何にして足りない部分を補うか。学校の先生方も創意工夫しているのは
分かりますが、もっと色々な事に目を向けて新しい事に取り組んで頂きたいです。
・給食時間を短縮しコッペパンと牛乳だけ・・
・運動会のバトンを2メートルにする・・
そういった事では無いので『 感染 』に関してきちんと調べ、対策を行うなら
論理立てて実行してくれたらありがたいですね。

