あまり報道されていませんが、中国が9月になりより規制強化を
行い始めました。
習近平の「 思想教育 」がスタートしましたが、小学校低学年では
「 習近平おじいさん 」と呼び、第1章から「 私は中国を愛する 」と題して
「 愛国心 」を強調。高学年では「 強国には強軍が必要 」という章や習主席の
「 台湾独立勢力の分裂工作を打ち壊す 」との言葉も並びます。来年の
共産党大会で異例の3期目入りを目指しているとのことです。
これは某youtubeでも話題になっていましたが、ゲーム規制=自由を束縛では?
しかもゲームする為には個人番号登録が必要らしく、おそらくIPアドレス等を
中国当局が管理しているので時間外プレイがバレる仕組みです。
いきなりの閉鎖、まるで夜逃げ状態な塾もあったようです。塾だけでなく
学校の勉強も規制が入り、小学校低学年ぐらいまでは筆記試験も無い?
みたいな報道もありました。
LGBTQといった世界的なジェンダーレス思想と真逆のような規制や
金持ちはNGのようです。某有名俳優や女優も当局に拘束されたり
高額な追徴課税や、芸能界を追われるような事態になっています。
今までの中国はある程度の自由もあり、努力が報われるところもありました。
しかし、一定の成長を遂げた後は如何に「 中国共産党 」の為に!という
思想のもと規制強化に拍車がかかっています。
日本は隣国であり、多くの企業も進出しているので注意が必要です。
SNS等も当局の規制が掛かっているので、諸外国の情報が遮断され
共産党が掲げる思想に準じた内容しか、中国国民の耳に入らないように
なっているようです。
個人的には正しい手法なのか疑問に思いますが、
今のままだと習近平大改革が始まり、中国はより強固な独裁国家
軍事国家に成長していくかもしれません。
その一方、日本国内は自民党総裁選に関して、与野党で争っています。
新型コロナウイルスの感染も他国に比べ未だマシな部分はあるものの、
医療体制の脆弱さが顕著です。そういった低次元での協議や対策に
時間を費やしている場合ではありません。