所用ついでに外食に行きました。
現在、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置どちらも
発出されておらず県独自の要請のみ行われています。
21時で営業を終了するのは分かっていたので18時ぐらいに
入店しました。アプリで予約していましたが、調理に時間が
かかるので、他メニューからオーダーして欲しいと言われました。
あまり気にせずオーダーし食べていましたが、もうお腹いっぱいに
なってきた頃に、メインの調理が終わって持ってきました。
コロナ禍でなく、何も無い時にこれほど遅れて料理を
持ってこられたら、苦言を呈していたかもしれません。
しかし私が入店してから女性2名と男性が1名しか来店しませんでした。
従業員は5名、人件費を考えるとそれだけで赤字かもしれません。
その状況を考えると、食材=経費も無駄に出来ないし
ある程度時間が掛かっても仕方が無いと思え何も言いませんでした。
退店後、周囲を見ても殆ど人がいませんでした。
おそらく、この飲食店以外も非常に厳しい状況に立たされて
いるのは間違いないと思われます。
確かにコロナウイルスの感染状況は日に日に悪化していて
東京もピークアウトしている? と報道されていましたが
PCR検査数を分母にして実施率を公表しないと意味がありません。
検査していないのであれば、発見できる感染者数も当然少なくなります。
このままではコロナで追い詰められるのでなく、日本政府に
追い詰められ困窮していく方が早く多くなってしまうと
推測されます。やはり経済活動は行いつつ感染対策を徹底していく事が
リスクを抱えつつも最善だと考えます。
とはいえ、各飲食店を見て苦境に立たされている現状に
支援をもっと行うべきだと感じつつも、では感染対策含め
営業努力はしているのか? その点も大いに疑問です。
厳しいと声を挙げる事は重要ですが、死に物狂いで消毒し、
媚びへつらうのでなくお客様に最善の対応を
誠心誠意行おうとしているのか、1分1秒を惜しみ
生産性を最大限向上させようとしているのか?
何となくどうにかなるんじゃ無いかといった楽観論が蔓延っている
感じを受けます。ある意味当然で、この30年間で経済は徐々に
衰退してきた為、多くの日本人が危機感を持てないまま、
未来の予想ができないまま過ごしてきました。明日も明後日も
住めるところがあって、ご飯を食べる事ができて、といった
当たり前の生活が過ごせると思い込んでいます。しかし
今の経済状況が半年、1年も続けば誰もが知っている大手企業も
倒産していく可能性は非常に高くなると予想されます。
ちょっとした外食程度の事でここまで考える必要はないのかも
しれませんが、個人的には危機感を覚えました。