2021年 8月 27日

ワクチンパスポート

加藤官房長官は26日午前の会見で、新型コロナワクチン接種証明書のデジタルに関し

「年内めどに向けて急いで検討を進めている」とコメントしました。別途、行動一覧にも

記載していますが私の考えは、ワクチン接種は自己判断にて実施すればいい、です。

その上でワクチンパスポートの発行に関してですが、社会生活をコロナ前と同様に

送るのであれば敢えて発行する必要はないと考えます。飲食店を展開する「ワタミ」が

従業員で接種済みかどうか分かるようにするといった主旨の報道がありました。

その時も話題になりましたが、ワクチン接種しても感染するし、場合によっては

重篤化するし、あくまで本人の為の接種であって他人の為の接種ではありません。

接種済みを証明したからといって他人に対し、何の保証も無い事に何の意味が

あるのか疑問です。実際可能なのか不明ですが、日本で集団免疫を獲得する為に接種が

有効であり、その社会活動再開を担う行動として接種した。その証明としての

位置付けなら分かりますし、貢献したので接種した方にインセンティブがあっても

いいと感じます。しかし、今のままでは未接種者に対する不遇な状況や差別、分断が

発生してしまう恐れがあります。既にSNSではその傾向が強まっています。まるで

学校のクラス内での意見が真っ向から対立しているのと同じ図式ですが、同じなら

その時の解決方法として先生がピシッと締める事でした。であるならば、

学校の先生は日本で言えば菅首相です。ワクチンパスポートで分断が発生しないよう

方向性と有用性に関してしっかりと自分の言葉で説明する義務があると切に感じます。