2021年 8月 24日

パラリンピック開幕

8月24日 パラリンピックが開幕しました。オリンピックは賛否両論ありつつ開催され

反省点が浮き彫りになったので、その辺を改修してでの実施になるのかが

気になりながら開会式を見ました。個人的には難しい表現はありつつもオリンピック

よりは少し良かったと感じました。しかしながら共通して感じた違和感として

 

・天皇陛下のご臨席箇所に政府関係者も同席している事

・パフォーマンスが日本文化基調で無いものが多い事。


一点目の天皇陛下ご臨席箇所に政府関係者やIPC パーソンズ会長が同席している事に

関して、先ず右翼とか左翼とか、そういった極端な考え方ではありません。

戦後の過ちを改め、日本人として在るべき姿、行うべき行動、然るべき発言といった

『象徴』であり、見本や手本となるのが『天皇陛下』だと私は考えます。

上皇様、上皇后様も本当に国民の事を想い、率先して被災地へ駆けつけたり

お言葉を述べていました。古臭い考えと思われるかもしれませんが、敬うべき

存在だと考えます。実際、今の日本人に欠けている礼節や配慮、道徳心において

スペシャリストな存在が「天皇陛下」だと考えます。その敬うべき存在を

オリンピックやパラリンピックの活動に利用するのは間違っているのでは

無いでしょうか。ご参加頂けるのであれば、今ならリモートでもいいですし

感染対策を徹底的に行なった別室からお言葉を述べていただいてもいいかと考えます。

距離感を縮める事で親近感を演出しようとしているのなら、不敬罪に該当しても

おかしくありません。世界的なイベントであっても、ここは日本であり、

日本の法と礼節を最優先にすべきです。その判断を誤っているのか、軽んじているのか

どちらにせよ、IOCやIPCから天皇陛下のご臨席を依頼されても然るべき対応を

取るのが日本政府の役割です。はっきりいって今の現状は他国から

甘く見られている、そうとしか感じません。次にパフォーマンスですが、

オリンピック同様、日本文化に重きを置いた事が何故できないのかが不思議です。

入場更新にDJ起用、タケコプター?のような物を頭につけた衣装は日本の文化

なのでしょうか。もっと分かりやすい日本文化として、和太鼓、尺八、琴といった

楽器を使用する。衣装は男女共に着物をベースにしたものを着用する。

参加国の幾つかは民族衣装を着ていたり、ベースにした服装で参加されていました。

あれは自国への尊敬や愛国心の現れだと感じます。日常的に着物を着る必要は

ありませんが、国を代表するイベントなのであれば自国に誇りを持ち文化色のある

音楽の使用と服を身につける方が良かったのでは無いかと個人的に感じました。