2021年 8月 22日

世論誘導

横浜市長選挙の結果が決まり「山中氏」が当選しました。一般的に見て妥当な

結果だと感じましたが、やはりマスコミの世論誘導とも取れる発言には違和感を

覚えます。一つ目は「パワハラ発言問題」です。実際の音声を聞きましたが、確かに

強い口調で話しているものの、会話の主旨によっては指示した内容に対して部下が

出来なかった、その事に「指導」しているようにも捉えられます。肯定するわけでは

ないですが、指導もできないような職場は規律、内部統制も取れず衰退します。

特に医療関係の業務なのであれば、人命に直結する重要な行為が多く存在するはずです。

山中氏は命の重要さを分かった上で発言している可能性があります。もう一点は

TBS NEWS が速報で報道を行なった際「立憲民主党だから当選」のような発言を

していました。以前も述べましたが、選挙は政党ありきでなく、候補者ありきだと

考えます。政権にNOを突き付けた、確かにそういった捉え方はできるものの

山中氏に対してYESの評価を市民が下したのではないでしょうか。政治を行うにあたり

「数」というものは必要になってきます。ただ現状は順番が逆で、政党ありきで

立候補する、これは間違いであり、自身の行いたい政策が確固たる意思で以って

確立し、その結果同じ人間が徒党を組む。これが正しい順序でないかと考えます。

今後政界には改革が必要である事は確かであり、この結果が今の政権に大きな影響を

与えたのも間違いありません。この選挙を機に日本が好転していける事を

期待したいです。