2021年 8月 17日

アフガニスタン情勢

国外退去する人々の映像が報道されています。中にはアメリカ軍の軍用機側面に

しがみついて乗ろうとし、上空から落下するという凄惨なシーンもありました。

その情景だけ見るとアメリカ軍の撤退は間違いだった、そのまま介入し民主主義を

アフガニスタンでも植え付けるべきだったと感じる部分もあります。特に女性への

圧力は目に余るものがあり、教育すら受けられない可能性があります。しかしながら

1400年近い歴史のあるイスラム教、その教えや生活を僅か数年で変化させる事自体

間違いではないかと考えるようになりました。どういった生活を営んできたかで

感じる幸せや優先順位も異なってきます。何を以って幸せなのか? 圧政や不平等は

よくないですが、多角的に物事を捉える必要があると考えさせられた事案です。