2021年 8月 16日

ワクチンブースター接種

米国のファウチ大統領首席医療顧問(米国立アレルギー感染症研究所長)は

新型コロナウイルスのワクチン接種を追加する事で免疫を高める「ブースター」に

ついて将来のしかるべき時期において全員に必要となる可能性があるとの考えを

示しました。また、米疾病対策センター(CDC)も13日、免疫が低下した

一部の人間に限りブースター接種を推奨することを諮問委員会で決めました。

ワクチン接種して効果が薄れたのであれば追加接種も考えられますが

これほどの短期間で3回も接種が本当に必要なのでしょうか。効果が

あまりないのであれば他の対策や治療薬の開発に着手すべきだと考えます。

 

同時期にファイザーとモデルナが売上や決算情報の開示を行なったのも

違和感を覚えます。特にファイザーは売上高予想を上方修正し「3兆7000億円」に

なるとの見通しですが、3回目のブースター接種でより大幅修正が考えられます。

一方で英アストラゼネカ社とワクチンを共同開発した英オックスフォード大学の

研究グループ責任者 アンドリュー・ポラード教授は

「ブースター接種は必要ない。そんな余裕があるなら、

ワクチンを発展途上国に寄付すべきだ」と主張しています。

デルタ株の感染拡大によって、ワクチン接種が進んでも集団免疫の獲得は不可能に

なったとの認識を示してます。それぞれ権威ある人々がそれぞれの意見を述べ

それが真逆になってます。最終的に自身で調べてどうすべきか決めなければ

なりませんが、その判断要素として「お金や売上より人」を見ている方々の

意見を採用したいと私は考えます。