2021年 8月 14日

給付金の在り方

日々コロナウイルスの感染者数が増加しており、メディアも他にやることが無いのか

そればかり報道しています。そういった中で、企業や個人事業主の実態や詳細に関して

ほぼ報じられていません。コロナにおける要請期間が長すぎる為、各企業とも苦境に

立たされていますが、意外と大企業の方が苦しく、小さな個人商店などはコロナバブル

とも言える好景気のようです。例えば東京都でいえば大企業は会社のイメージ低下も

考慮して時短要請等を遵守しています。その一方で個人経営の飲食店は要請を

守らないか、もしくは元々の売上が少ないので店を閉め給付金を貰い、

労力無くして儲けている状況です。人にもよるのでしょうが、小さな店舗経営者は

給付金で高級車を購入したりしているそうです。これも結局は政府や自治体が現場を見ず

帳票などの数字しか見ていないからこのような矛盾が生まれます。今回のコロナ災害に

おいて良く考えなければいけないのは、それぞれが責任を取ること。それは

コロナを可能な限り無くし、生活様式を戻し、経済の状態を元に戻す事です。

その為には実態に応じた給付金が必要にも関わらず、一律給付する事で不公平感を

払拭するイメージなのか、元に戻す行為からかけ離れた状態へと進んでいます。

私個人としては「100」あった売上が70なり50なりに落ち込んだとしたら

「90」になるように補填します。これは会社員時代、努力や工夫である程度は

改善できる余地がある為です。手間を惜しんで適当な事をした結果、適当な未来しか

やってきません。そろそろ対策を行うにしても期限が迫ってます。危機意識を切に感じ

本気で取り組まないと取り返せない状態にまで落ち込んでしまいます。