2021年 8月 12日
権威の盲信
日本では本日もコロナウイルス新規感染者数が最高を更新しました。国の専門家は
災害級の感染状況と発表していました。アメリカCDCは妊婦へのコロナウイルス
ワクチン接種を流産するリスクは高くならないと発表を行いました。今回の
コロナウイルスの猛威に対し、私も含めて一般の人々は医学的基本知識が無い為
医者や博士号を持っている方の発言を盲信的に信じてしまう傾向にあります。
今から勉強して発言内容を否定できる程の知識を身につけるのは無理ですが
論理立てて考え、本当にそのロジックは正解なのかを検証する事は出来ます。
例えば東京都の小池都知事が「制御不能な災害レベル」といった発言をしていました。
本当にそうでしょうか。出来る、出来ないは別として「どうしたら」感染を
制御する事ができるのか検討したのでしょうか。おそらく法令や規模、
役所のしがらみといった彼ら彼女らからしたら絶対に覆らない常識があって
最初からその要素を組み込んで考えを進めるから行き詰まり、大した案が
出てこないのだと推測できます。絶対に感染を抑え込むんだという
確固たる信念を持って協議を進め、その中で出てきた問題はどうしたら
解決できるのか。誰なら、どこなら、いつまでに、どうやって、どのくらい、の
6W3Hを基本に分析すればいいだけです。特に最上位で検討を進めている
政治家は会社員と違って、根本を変革させる事が可能です。法令を都合の良いように
変えるのは絶対に駄目ですが、今回のコロナウイルスは医療分野における法令が
絡んでいて一筋縄ではいきません。しかし我々で出来なくとも政治家なら出来ます。
現状は出来ない、制御できないのではなく、やらない、制御するつもりが無いだけです。